当院の理念は『地域社会との共存・共栄 地域住民の健康を支援することで地域社会に貢献すること』です。
この理念を実践する為に二本の柱があります。
1本目は、救急患者さんの受け入れ です。
当院は2017年に社会医療法人として認定を受けました。
社会医療法人とは、救急医療、へき地医療、災害医療や周産期医療など地域で必要とされる医療を担う、より公益性の高い医療法人として国が認めた制度です。
社会医療法人の認定を受けるためには、医療の非営利性を保ちながら法人運営の透明性が求められるとともに厳しい認定要件をクリアしなければなりません。当院は24時間救急病院としての実績が評価され認可を受けるに至りました。この認定によって、社会的責任がより大きくなったことを重く受け止めております。
当院は、24時間・365日整形外科・内科共に救急患者さんの診療を行い、年間救急搬送は3,000件を超えます。今後も、1件でも多く断らない救急受入れを実践していけるように努力していきます。
そして、2本目は、地域住民の方々の健康支援 です。
コロナ禍で以前のように、地域住民の皆さんと直接触れ合う活動が出来なくなったため、本当に寂しい2年間です。これまでは、地域住民の皆さんが集まるイベントに参加して、体力測定を行ったり、車イスの正しい使い方、転倒の正しい対処法等をお伝えしてきました。大規模マンションの体育館で”健康まつり”と題して、当院職員が数十名参加し、健康イベントを行ったこともあります。当院から参加した職員も、看護師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療事務など、まさにチームで運営したイベントでした。早く新型コロナウイルス感染症の感染が終息して、同じようなイベントができることを願うばかります。
<言語聴覚士・理学療法士・作業療法士の活動実績>
・認知症講座~接し方のヒントと予防方法~ 講師:言語聴覚士S
・認知症講座~ま、まさか!?僕も私も認知症!? 講師:在宅リハ課の皆さん
・みんなでロコモ予防体操 講師:理学療法士K
・もし、自分が介護する側になったら? 講師:作業療法士Y など
そして、リハビリテーション部門では、地域住民の方々の健康支援だけでなく、社会貢献活動という視点で、積極的に講師や協会への協力などを引き受けています。その他にも、未来の医療を支えるリハビリ学生の実習受け入れにも取り組んでいます。当院で実習を行ったリハビリ学生が当院に就職を希望してくれることもあり、嬉しい限りです。
詳しい社会貢献活動の実績は コチラ をご覧ください。
コロナ禍で様々なことが変わりました。しかし、当院の理念は変わりません。これからも地域に密着した病院として、地域のニーズに、地域住民のニーズに応えられるように努めていきます。
話は変わりますが、新病院の工事も着々と進んでいます。
下の写真をよく見てもらうと、新病院のカタチに沿って何かが地面に埋まっています。竣工予定は、2023年7月末です。このブログを通じて、新病院の新築工事状況をお伝えしていきます。
ちなみに【現】病院から【新】病院までは直線距離で170m!?
近 い !!
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