リハビリテーション部 部長の挨拶
リハビリテーションの主役は患者さんやご家族です。私たちは、関わるすべての患者さんやご家族、支援されている方々が、主体的に治療に関われるように支援します。患者さんの想いを受け取り、専門職としての技術を磨き、工夫を重ねていきます。そして、患者さんご自身の出来ることが増えたり、退院できたり、その方らしい希望に適う人生を過ごしていただけたら、それほど嬉しいことはありません。
医療の発展とともに、様々な疾患に短期間で対応する事が求められています。地域のリハビリテーション機能も充実した急性期病院として、地域住民のみなさまの期待に応えて行けるように、スタッフ一同力を合わせ、日々取り組んでまいります。
リハビリテーション部 部長 椎木 洋子
回復期リハビリテーション課 課長の挨拶
当院の回復期リハビリテーション病棟は2008年に開設し、15年以上地域の方々と共に歩んで参りました。回復期リハビリテーション病棟ではその方の身体状況、目標設定、退院後の方向性により、在棟期間は様々です。入院の要因となる脳卒中や骨折が発症すると、それまで元気に過ごされていた方が急に入院しなければならなくなり、その心痛は計り知れないことと感じております。
当院では身体的な障害はもちろんのこと、精神的な悩みにも充分な配慮をし、患者さんに寄り添い、ひとつひとつの問題を丁寧に解決していくよう、スタッフ全員が全力で取り組みます。
更に、当リハビリテーション部門の理念である『行動のすべてをQOL(生活の質)向上の力へ』を常に考え、その人らしさを最大限に引き出し、大切な人に安心して入院生活を過ごしていただけるよう、これからも日々研鑽を続けて参ります。
回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション課 課長 福田 大輔
リハビリテーションの考え方
< 2024年度 リハビリテーション部方針 >
< 2024年度 回復期リハビリテーション課方針 >
機能障害を慢性化させず、元の生活を把握し、家屋状況に応じたリハを迅速に提供し、退院した初日から安心して生活ができる東大阪病院でのリハビリテーションのこだわり
地域にお住まいの患者さんの生き生きとした安心安全な生活を支援するため、急性期リハビリテーション・回復期リハビリテーション・緩和ケア(がん)のリハビリテーション・外来リハビリテーションと多様な時期・疾患へのニーズに対応しています。
機能面の回復を目指す事はもちろん、患者さんの生きがいが再び得られるよう、百人百様、お一人お一人の患者さんにあわせた「オンリーワン」のリハビリテーションプログラムを提供しています。同じご病気・おけがであっても、患者さんの心身機能の状態、年齢や性別、仕事、家庭での役割、趣味、家族・住宅環境、できるようになりたいことや・生活の中で大切にしたい事や実現したい事などの思いは、人それぞれ違います。これらのご本人様やご家族の思いを大切に、「してもらうリハビリ」から、「自分でするリハビリ」へ向かうよう、リハビリテーションプログラムを作成しています。入院中も生活感を失わないよう、患者さんの自主的な行動を促進する様な関わりを大切にしています。
私たちが療法士に求めているもの
リハビリテーション部門 スタッフ数・資格
理学療法士 | 41名 |
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作業療法士 | 27名 |
言語聴覚士 | 9名 |