リーダーブログチームの作業療法士Iです。
長かった梅雨が終わり暑い暑い夏がやってきました。
外出が難しい状況が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
さて、本日は回リハ病棟で定期的に実施している病棟アクティビティ(日常生活を活性化する)に関してお話したいと思います。
病棟アクティビティとは?
患者さんの活動性向上や余暇活動の充実を目的として、職員が行うレクリエーションのことを指します。
回リハ病棟では、毎月、病棟看護師や介護士とリハビリ療法士が合同でアクティビティを実施しています。病棟スタッフとリハビリ課で担当月を決めて企画しており、それぞれの専門性を活かした個性豊かな催しを企画しています。そして、年に2回(7月・12月)は病棟・リハビリ課・栄養課合同で実施します。
その内容とは
7月は七夕 をテーマに
12月はクリスマス をテーマに
季節を感じる催し、季節を感じるデザート(常食・嚥下食)を提供させていただいています。嚥下障害のある患者さんにも食べることを楽しんでいただきたいという気持ちから始まりました。入院が長期間になると様々なストレスを抱えていらっしゃる方も少なくありません。少しの時間ではありますが、楽しめる催しを企画し、普段の入院食では提供されないデザートをお召し上がりいただいています。ホッと一息つける時間をお過ごしいただく中で、普段は見たことのない笑顔を見せて下さる方もいらっしゃいます。
7月のテーマは七夕!!栄養課スタッフによる手作りスイーツです。
甘さ控えめで食べやすく、毎回高評価をいただいております。本年度は9月と12月へ開催月を変更したため、過去の写真を載せております。
昨年度より、コロナウイルスの流行により実施内容の再検討など様々なことがありましたが、その時に行える最善の策を担当者で相談して実施しました。皆様に楽しんでいただける素敵な催しになったと自負しております。病棟・リハビリ課・栄養課で連携しての開催です。職種を越えて病棟スタッフが一丸となって取り組んでいます。
患者さんが喜んでくださる姿をみるととてもやりがいを感じます。
患者さんが自分らしく生きていける生活に戻り、継続していくためには、様々な職種が自分の専門性を発揮しながらチーム全体で協力していく必要があります。お互いの仕事を理解し、尊重し合い協力していく。病棟アクティビティの運用と日々の訓練では似たような部分があるなぁと感じました。
このような取り組みをしている東大阪病院で一緒に働きませんか?
興味を持ってくださった方は是非見学会へお越しください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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