東大阪病院リハビリテーション部部長 作業療法士の椎木です
さて、今日は先日開催した 『せん妄についての勉強会』 の様子をご紹介致します。
※せん妄とは?
もともとある病気や薬の影響など、何らかの理由で、一時的に意識障害や認知機能の低下が起こる状態。
先日行った言語聴覚士部門の部内カンファレンスで、リハビリ医の先生にせん妄に関する勉強会をしていただきました。
入院患者さんでよく経験する「せん妄」ですが、認知症なの??せん妄なの?? と判断つかなかったり、せん妄だとした場合、じゃあどうすればいいの???と曖昧な部分も実はあったりする方も多いのではないでしょうか。
勉強会では、
せん妄とはどんな状態か?
せん妄を引き起こす3因子について
せん妄を改善する方法
せん妄と類似疾患の鑑別
スクリーニングツールCAMについて など
簡単にわかりやすく教えていただきました。
かかった時間は・・・
たったの10分です!
自分の臨床での経験では、活発なタイプのせん妄状態だと、せん妄だなっと判断できますが、低活動性のせん妄の時は、判断にまようことがあります。
スクリーニングテストCAMを早速術後の方に使ってみましたが、とてもわかりやすかったです。
先生からは、元々看護師さん向けの勉強会用に作られた資料と伺いましたが、言語聴覚士(ST)も知っていたら役に立つんじゃないかな?と部内カンファレンスを行うタイミングで、勉強会も同時に開催することにしました。先生、お忙しい中ご協力ありがとうございました
自分では積極的に収集しない情報も、いろんな形で手に入るのは、恵まれているなと思います。
そして、インプットがあればアウトプット
知識は、使ってこそナンボ!ですね。
実践あるのみ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
*文責:作業療法士 椎木洋子
*無断転載禁止
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