当院の新築移転場所が決まりました。
「もと城東区役所跡地」です。
移転というと、現在の場所と遠く離れてしまうという事例が多いと思いますが、当院の場合は・・・・・
170メートル
現在の場所から170メートル北東の場所に移転します
これは、非常に有り難いことです。
有隣会は昭和26年より蒲生の地でお世話になり、おかげさまで来年70周年を迎えます。これもひとえに、いつも温かく見守っていただいた地域住民の皆さん、医療関係者の皆さん、また、関係各位の皆さんのご尽力とご協力の賜物と、深く感謝しております。
新病院を蒲生の地に再び建設できるということは、今後も変わらず、住民の皆さんの健康をご支援できるということ。住民の皆さんが住み慣れた地域で安心して生きがいの見出せる生活ができるよう、保健医療から在宅まで、これまでも、これからも地域住民の皆さんと一体となって歩んでいきたいと願っています。
そして、当院の職員にとっても、生活のリズムが変わらないというメリットがあります。もし、遠くの場所へ移転となれば通勤時間に影響が出ます。短くなる人もいれば、長くなる人もいます。実際、他院では移転の際に通勤が難しくなり、退職者が出たという話もあります。そういう意味でも最寄り駅が変わらないというのは有り難いことです。その上、移転後は地下鉄と直結します。地下鉄長堀鶴見緑地線と今里筋線の駅から雨の日でも濡れることなく、来院可能となるわけです。患者さんやご家族、そして職員にも優しくなります。
では、どんな病院になる予定なのか・・・・・
これが完成予想図です。
周囲の景観と調和した建物であり、且つ病院の建物として欠かすことのできない要素“清潔感”を意識したデザインとなっています。
新病院のコンセプトは
・地域医療への貢献
・災害への備え
・救急医療・回復期医療・がん医療の充実
です。
新しい病院は、災害に強く、救急医療・回復期医療・がん医療機能を充実させ、総合的な医療を担うことができる病院とすべく計画を進めています。
診療所の先生方、地域の病院・施設との連携を深め、地域住民の方々が安心して城東区で生活できるための施設づくりに努めて参ります。
新病院のオープンは2023年度中を予定しています。
今まで以上に一人ひとりの患者さんに寄り添った医療を提供できる環境を整えていきます
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