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経験年数の差を埋める仕組み作り
2020-12-17【カテゴリー】PTの仕事/リハ管理職の○○/キャリアアップの秘密

回復期リハビリテーション課の理学療法士の石原ですニコニコ

回復期リハビリテーション病棟では骨折後に手術をされた患者さんや脳の病気による後遺症がある患者さんを対象にリハビリテーションを実施しています。

私は新人時代から、回復期リハビリテーション病棟に従事していましたが、当時はこんな悩みを抱えて働いていました。

  担当した患者さんにどんな評価をしていいか分からない

   評価したいけど、何から調べたらいいか分からない

   なんとなく調べた方がよさそうなことはわかったけど、何から手を付けたらいいか分からない

おそらく、現職のセラピストの多くは同じような悩みを経験されていると思います。

ですので、昨年末から今年の上半期にかけて、この悩みを解決すべく業務改善に取り組みました。

それは、 「疾患ごとの評価を統一すること」です。

具体的には、整形外科と脳卒中の統一評価の作成をしました。

狙いは、新人でも経験者と同じように評価ができるようになって、経験年数による差を少しでも埋めるためです。

▼実際に使用している評価シート

運用を開始して半年近く経過しましたが、今では新人さんでも評価の取りこぼしが無く診療に臨むことが出来るようになってきています。そのため患者さんのことで悩んだ際にも本質的な問題点を議論できるようになってきました。

評価にこだわる理由は、評価が無ければ治療プログラムを立てることが出来ないからです。

今後も、経験年数により診療の質にムラがでないよう、取り組みを続けていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
※無断転載禁止

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