管理職ブログチームの作業療法士Sです。
今日は、リハビリテーション部門の部長でもある私から、
言語聴覚士(ST)部門の最近の取り組み ついてご紹介したいと思います。
当院の言語療法の対象患者さんの多くに摂食嚥下障害があります。
食事摂取が安全に速やかに行えるように、食事形態を対象者の方にあったものにしていくことがもとめられます。
この時に、検査データをみたり、臨床的な所見で判断していくのですが
VE/VFといった検査も判断材料としては必要になっていきます。
このVFで使う検査食、今までは一部使用できない食事形態があったのです。
今回、もっといろんな食事形態が使えれば、より質の高い検査ができるのにな~っということで、ST部門と栄養課さんとで調整を行いました。
結果、いろんな形態の食事で実施が出来るように検査環境を改善できました。
日頃の仕事のやりにくさは対象者さんへの関わり不足にも繋がるため、ちょっとずつでも改善していって、良い環境にしていけたらうれしいですよね。
東大阪病院では、摂食嚥下障害の専門家は言語聴覚士というのが浸透していて、医師や看護師からもとても頼りにされています。
食べることは時にリスクが伴って、責任が大きいのですが、その分やりがいも大きいと現場の言語聴覚士は言ってくれています。
今までの先輩たちが取り組んできてくれたおかげ、そして関連部署の理解・協力もあり、細かな食事変更が出来るのも魅力だと思います。
今回、経験者が退職する為、中途入職者を募集(言語聴覚士募集要項)しています。
自分自身の経験を活かして活躍したいと思っておられる言語聴覚士さん!!
急性期病院ですので、慌ただしい環境かもしれませんが、回リハ、在宅リハ、緩和ケアまでありますので、対象者さんの為に先を見据えたリハビリを実践して下さい。
前向きにチームを一緒に作って下さる方、是非、私たちに会いにきてください
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