みなさま、こんにちは
管理職ブログチーム 作業療法士Sです。
まだまだ残暑が厳しいですが、体調など崩されていませんか?
今日は作業療法部門のお話しです。
先日、作業療法士の必須ツール、
MTDLP(生活行為向上マネジメント)についての勉強会を開催しました。
作業療法士協会が、「30㎝のものさし」として開発した作業療法士の頭の中が分かる情報共有の為のツールです。
このMTDLP(生活行為向上マネジメント)は、新人でもベテラン療法士と同じような治療計画が立てられて、情報が伝えやすいとされるものです。
勉強会の内容は、
・MTDLP(生活行為向上マネジメント)の開発についての話
・なぜ必要なのか?
・使用するツールについて
・実践
・MTDLPを使った介入事例の報告
と盛りだくさんの2時間でした。
聞いて、大切なのはわかっていても、使いこなすまでに一つのハードルがあると感じます。
「わかる」が
「出来る」になるには、
まず「やってみる」が必要!
ということで、今回の勉強会には宿題があり、
担当している患者さんの「できたらいいな」と患者さんが考えてる活動と、その遂行度と満足度を持ち寄って勉強会はスタート。
実践のところで、実際のシートにまとめる作業とプレゼンを各自が行いました。
このツールのすごいところは、いっぱいありますが…
3つあげるとすると
①機能訓練ばかりに偏らずに、実際動作や環境調整の部分も網羅できているかチェックできる
②訓練以外の場面やご本人も含めたOT以外の人でどうやって目標達成するか計画が立てられる
③そのまま、提案書や申し送りとして活用できる
参加した療法士は、みんな練習のプレゼンでしっかり報告できていました。
実際の臨床場面でも使えるようになるには、やってみるのみ!
早く作れたり、考えがまとめられるようになるために頑張ります。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
*無断転載禁止
文責:作業療法士S
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