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理学療法士の仕事
2019-6-11【カテゴリー】PTの仕事

こんにちはニコニコ

管理職ブログチームの理学療法士Kです。

近畿地方も梅雨入りするかしないかのジメジメした季節になってきましたが、これからの季節は食中毒の発生率が高くなってきますので、くれぐれも体調管理・食品管理には気を付けて下さい。

さて、今日のブログのテーマですが、今までのブログでありそうでなかったテーマです。何故なかったんでしょうか?笑

ズバリ!!

  『理学療法士の仕事 』 です。

理学療法士リハビリの様子

   

リハビリテーション従事者において、患者さんの身体機能の向上を図るのも一つの仕事ですが、限られた入院期間の中で、患者さんの生活の質の向上を考えて適切なタイミングで退院調整を行うのも大切な仕事の一つと言われています。もちろん、退院調整は理学療法士(PT)だけではなく、医師、看護師、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)や社会福祉士(MSW)など様々な職種と連携して行うものですが、今回は回復期 理学療法士リハビリチームで行っているADLミーティングについて紹介させて頂きます。

回復期リハビリ ADLミーティング

当院の回復期リハビリチームの理学療法士(PT)は現在2班(8~9名ずつ)に分かれて運営されています。

各チームには、私みたいにおじさんのセラピストもいれば、今年入職した生きのいい若手セラピスト、チームの中核を担う中堅セラピストや研究大好きなセラピストなど、ここでは紹介できないくらい個性豊かなセラピストで構成されています。

回復期リハビリチームのADLミーティングでは、月に2回、担当している患者さんのADLに特化した情報をチーム内で共有しています。重点的に確認、話し合っている事項として、

 1つ目は、リハビリ中に行っている動作(できる動作)が、病棟生活では行えているか(している動作として汎化されているか)確認すること。

 2つ目は、ICFに基づいた観点で患者さんの退院後の生活プランを考えられているかということ を主に話し合っています。

先程のチーム紹介で様々なセラピストが在籍していると言いましたが、経験においても回復期リハビリテーション病棟だけではなく、急性期病棟や地域包括ケア病棟、在宅サービスで働いた経験のあるセラピストがいるため、偏ったアドバイスではなく様々な視点からのアドバイスがあがり、社会保障や社会情勢などを常にアップデートした情報共有を行っています。

リハビリテーションは身体機能の質の向上はもちろんのこと、生活の質の向上も考えてプランニングをしていく仕事だと思います。ADLミーティングは、適切な時期に適切なリハビリを実施できているのか確認するのに良い機会だと思います。担当セラピストだけで悩みを抱え込むのではなく、情報を共有して様々な意見を吟味し、忖度していくことで担当患者さんに対して質の高いリハビリを提供できると思います。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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