みなさん こんにちは
管理職ブログチーム 理学療法士 Y です。
すでに初夏、いや、もはや「夏」を感じさせる今日この頃・・・
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回のテーマは
「PTOTST 新人療法士 技術研修会」 と題して。
この研修会はリハビリテーション部内の新人療法士を対象に体験型学習として様々な分野で構成されます。
その第1段として「理学療法」について、
「タッチング~患者さんの触り方~」をテーマに
研修を進めていきました。
我々、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は職種こそ違えど、自身の「手」を介して、患者さんの「心身」を治療し機能的回復を促進及び日常生活の拡大を図ります。
もちろん、時には声かけや傾聴といった手段で精神的なフォローも行いますが、患者さんも療法士の「手」から伝わる「何か」を敏感に感じ取っておられると思います。
そうです!!
療法士は自身の「手」で患者さんの身体の変化を伝えられる職種なんですよ!!
しかしながら、近年、その「手」を十分に活かしきれていない療法士が多いように見受け、とても残念な気持ちになります(自分が臨床に出る機会が少なくなったからか…)
せっかくライセンスを取得したにもかかわらず、自分たちの「最大の武器」を磨かない…
私たちが学生の頃は、よくバイザー(指導者)からは
「ここをこう触るんだ、わかるか?」
「(患者さんの身体が変化するのが)ほら、感じるでしょ」
→いや、わからんよ…(心の声)
みたいな実習が主体でした。
まさに臨床実習中に技術指導テンコ盛り!!
近年、療法士の育成カリキュラムが大きく見直され「昔はこんな実習だった…」は過去の産物と化してしまいました。
でも私自身、療法士として忘れちゃいけないモノとして「触り方=タッチング」があると自負し、これを後輩に伝えていくことがバイザーや先輩療法士への恩返しだと。
これからもこの「思い」をひとりでも多くの療法士に引き継いでもらえるように研修会を続けていきたいと思います。
~おまけコーナー~
タッチングの技術研修会の様子です♪
PTの新人さんよりもOT・STの新人さんの方が上手かったりして~
PT新人諸君!! “負けてなるものか~!!”の精神で次回の研修は見返してやりましょう!!
※無断転載禁止
文責:理学療法士Y
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