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仕事とは?~失敗や挫折してこそ~
2019-2-1【カテゴリー】POSの本音

みなさん こんにちは。
管理職ブログチーム 理学療法士 Y です。

ますます寒さが増してきている今日この頃…みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
インフルエンザが猛威をふるい警報レベルに達し、当院でも面会制限となりました。
外出後には必ず手洗い・うがいを徹底し、予防に努めて下さいね!!

さて、今回のテーマは

 仕事とは?

   ~失敗や挫折してこそ~ と題して。

 
これまでのブログとは趣旨を変えて、私なりの「仕事」に対する思いについてお話ししようと思います。かなり私見や個人のエピソードに偏るかもしれませんが、もし共感してもらえることがあれば「ふむふむ」「そうそう」みたいに気軽にお読み頂けると幸いです。

私が理学療法士のライセンスを取得してはや17年(いや~、あの頃は若かった…うん…)。
今でも忘れられないこと、それは新人理学療法士として初めて担当した脳梗塞の症例。
“超”が付くほど真面目な方で、「新人」である私のプログラムに文句の1つも言わず(時には冗談話ぐらい話しましたよ)、熱心に日々のリハビリテーションに取り組まれました。私も「もっと上手くキレイに歩かせてあげたい」という一心で、先輩の治療やハンドリングなどを訓練中にもかかわらず横目で見ながら「自分の治療に取り込む=盗む」ことをよくしていました。楽観的に考えるタイプの私は、上手く出来ないなら、いっそのこと…

 「先輩の技を盗んじゃえ!!」

 「出来る人に教えてもらえ!!」 

 「出来るまで練習する!!」

でも、結局のところ上手く出来ないので夜診のヒマな時を見計らっては先輩に「趣味の雑談→患者相談」という流れで技術的指導の依頼をよくしていましたね。

そんでもって教わったことを翌日にトライする、そんなことを毎日繰り返していました。

「目の前の患者さんを何とか良くしたい!!」 

だからこそ

「考えることを続ける努力は大切だよ!!」 

そう教わってきたんですよね。

「学ぶこと」⇒「責任感」「やりがい」「自己満足感」「仲間との支え合い」につながります。

 “情熱”なんて言葉で表現する方もいるのではないでしょうか。

 

当たり前のようなことを書いていますが、最近、これが出来ない(しない?)療法士が多いように感じています。理学療法士だけでなく社会に存在する「仕事」とは、「失敗したらアカン」という「責任感」が伴いながらも「やりがい」や「満足感」を見出せるものだと思います。
「失敗」や「挫折」なんてことは「新人の時だけ」に経験するものではありませんよね。
患者さんは同じ病気やケガであったとしても心身機能や社会背景が全く異なります。
だからこそ多職種が様々な評価を行い、多角的な視点でリハビリテーションを実施しますが、上手くいかないことなんていくらでもありますよね。

 「上手くいかない時」

 「失敗した時」

 「挫折した時」

そんな時こそ“仲間”です!!

そんな“仲間”も、きっと「失敗」や「挫折」を経験(今まさにその真最中かもですが…)してきたからこそ支えてくれるし、時には支える側になることもあるでしょう。
そうです!! それこそが「仕事」だと思います(私はそんなところが好きなんでしょうね!!)

「仕事」は決して「独り」ではできませんからね!!

今回はここまで~。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※無断転載禁止
文責:理学療法士 Y

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