みなさん、こんちには
早速ですが、当院ではブログを3つ運営しています。
1つ目は、
みなさんが今、まさに見て下っているリハビリテーション部ブログ
2つ目は、
そして、3つ目は看護部が運営するブログ
以上です。
ご存知でしたでしょうか?
さて、今回ですが、当ブログにて看護部のブログを紹介させていただきます。何故かと言いますと、当ブログでも何度か“チーム医療”のカテゴリーで看護部整形外科チームについて紹介させて頂きました。
なんと、その整形外科チームの看護師さんが、看護部ブログにて私たちリハビリセラピストとの関わりを紹介して下さいました。
以下が、そのブログです
東大阪病院5年目看護師Sです
私は整形外科・消化器外科が中心の外科系病棟で働いています。
私が働く病棟に入院する患者さんは、事故や転倒などで受傷される骨折の患者さんが多くおられます。
そんな怪我をされた患者さんが早期に退院し、日常生活に復帰できるように整形外科医師、看護師、リハビリセラピスト、医療福祉相談員で構成された整形外科チームがあります。
この整形外科チームは月に2回、全員が集まり、回診とカンファレンスを行っています。
患者さん一人ひとりの現状や、リハビリの進行状況をチームで把握し、早期に退院できるように関わっています。
ただカンファレンスをするだけでなく、チームではそれぞれの専門職としての視点を生かし、療養生活やリハビリの環境改善対策も考えたりしています。
そこで今回は、整形外科チームの取り組みの1つとして、
入浴室の環境改善について
ご紹介したいと思います
以前、当院のリハビリのブログ記事に当院のシャワー室の手すりの設置に関する内容が書かれていました。
リハビリの方には、専門的な視点から設置場所の高さなどを検討していただきました。
私たちは看護師として、設置するものはどの様な形にするか、素材はどうするか、濡れた手でつかんだ時に滑らないかなどをチームで協力して考え・・・
ついに先日、形になりました
今まで手すりはあったのですが、使用しやすい位置になかったのです。術後、患者さんは手すりの無い所では、歩行ができないとシャワーに入れなかったのですが、この手すりが増えたことで、自分の力で動いて入ることができるようになりました。
患者さんの笑顔を見ることができました。
また、設置時に床も滑りやすいことにも気づき、床に滑り止めマットを敷くことで、更に安心感を高めました。
これぞ看護師の観察力・アセスメント力と自負しています
入院前と違い、普段出来てたことが出来なくなることで自信がない・不安・帰れるか心配…とおっしゃる患者さんも少なくはありません。
そういった声に対して、私たちには何ができるのかを考え、実行するのがこの取り組みです。
このように、患者さんのニーズに沿ってアセスメントし、それが実現したことで得られる達成感(=患者さんの笑顔)は、私たち看護師にとって、整形外科看護をしていて良かったと思わせていただける瞬間です。本当に嬉しいです
今後も私たち、整形外科チームはそれぞれの専門的な視点をもって、患者さんの立場から、どのような援助を行うのがよいか考えていきます
この他にも整形外科チームでは、患者さんにかかわるスタッフの知識向上・技術習得を図る目的で、勉強会やミニテストを定期的に行っています。
これは、新卒看護師、整形外科を経験していない中途入職看護師、介護士も不安なく、看護・介護を行うためにとても役立っていると好評です
できることをひとつずつ重ねていくことで、より大きな成果が得られると思います
以上が、整形外科チームの看護師さんのブログです。
当院の整形外科チームは患者さんのニーズと正面から向き合い、各種専門職の知識や知恵をフル活用して課題解決に臨みます。
当院にご入院された患者さんはもちろん、ご家族の方でも結構ですので、何か入院生活に、退院後の生活にご不安があれば、お気軽に病棟スタッフにお声掛け下さい
お待ちしております
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