こんにちは、作業療法士Sです
今年最後のテーマは
「療法士のキャリアプラン」 です。
11月に、日本作業療法士協会主催の、認定作業療法士取得研修「研究法④」で講師をさせていただきました。北は北海道、南は沖縄まで40名近い作業療法士の方が集まり、研究のススメ方などの基礎や研究計画書作成をご一緒しました。
みなさん、認定作業療法士を目指しておられるということで、
「どうしてこういう結果になるのか?」
「こんな方法の方が患者さんを良くするのではないか?」
「○○にはどういった原因があるのか?」
などなど、熱い思いの方ばかりでした。
療法士のキャリアプラン
例えば当院では経験が進むにつれて、
・さまざまな疾患が担当できるようになる
・病棟が違っても対応できる
・得意分野が後輩に教えられる
・チームをまとめて、治療環境を整える取り組みを行える
・部署を超えてのシステムを整える などなど
いち療法士を超えての経験を積むことができるのですが、もっと先、50歳や60歳になった時にどうなっていたいか?
世の中の療法士はどう考えているのか?
今回参加の方に少し聞いてみました。
はたして、その年代まで療法士として働けるのか?
若い療法士が増えてるとしたら、その方よりも必要とされる何かがあるか?
自分自身では考えていなかったけど、職場の先輩から「その先を考えて今を過ごさないといけないよ!」っと教えてもらい、他の療法士との違いをつくることの1つとして「認定」取得に取り組んでいる方がほとんどでした。
療法士としてどうしていきたいかによっても、この先は変わると思いますので、リハビリテーション部としても、療法士の数十年後につながるように、教育の仕組みを考えていきたいと思います。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
文責:作業療法士Y
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