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第52回日本作業療法学会に参加してきました。
2018-9-29【カテゴリー】リハビリ部 部長より/キャリアアップの秘密

皆さんこんにちはニコニコ
管理職リハビリブログチーム、作業療法士Sです。 

今回は、

第52回日本作業療法学会

演題発表をしてきましたので

この学会について書きたいと思います。

学会は9月7日~9日まで、名古屋国際会議場で開催されました。 
 
(学会会場の様子:受付周辺)

演題発表会場は複数個所にあり、気になる発表は、事前にチェックしておいて、会場を訪れます。

 ・頸髄レベルの障害に起因して

  上肢に不全麻痺や感覚障害のある患者についての治療

 ・退院後在宅サービスにつなげるまでの取り組み

 ・MDTLP(生活行為向上マネジメント)関連の発表

 ・認知機能低下が疑われる患者の

     自動車運転可否の評価について

 ・認知機能評価と予防のための訓練ができるツール

 ・簡便に車いすにセットできるシーティング座面  等など

最新の取り組みから評価・治療機器、福祉用具まで幅広くチェックすることができました。 
上肢の不全麻痺・感覚障害患者への治療については、エビデンスがまだ確立されていません。12月に部内の勉強会をするために、文献検索をチーム内で行っているのですが、なかなか見当たらないのです。
運動麻痺にIVESを使った治療は臨床的に効果ありと感じていますが、学会で発表されていた方も、そのような実感を持たれていて、今後形にしていきたいということでした。

本屋さんも来ていて、最新の医療情報関連本を実際に手に取ってみることができました。
部内に図書があるので、必要な物は購入して、職員が通常の訓練で必要なときに調べて使えるように配置したいと思います。 

興味深かったのは、新聞が雑誌になっていること。

作業療法の治療では、新聞記事を書きうつしたり、要約したり、切ったり貼ったりと様々な使い方をします。けれども、最近では新聞を購読する家庭が少なくなり、現場でも入手することが難しくなっています。そのため、新聞が本になるのですね。
定期的に送ってきてくれるそうですよ。 

 
(ポスター発表してきました) 

発表は、ポスター発表を行いました。ポスター発注の手順は、後輩作業療法士Yさんに教えてもらい、初めてA0サイズのポスターを発注しました。

構成は、事前の予演会で他の療法士からもらったアドバイスを活かして、具体的に介入したエピソードを盛り込みました。
ポスターを貼ってすぐに、写真に収めている方が現れて…
みんなのアドバイスのおかげですね。 

学会に行くと、全国で頑張っている療法士と意見交換したり、お世話になった先生方にお会いできたりして元気になります。まだ発表を経験していない療法士には、ぜひチャレンジして、学会の雰囲気、この感覚を味わってほしいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。 

*無断転載禁S
*文責:作業療法士Y

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