みなさんこんにちは
リハビリテーション部管理職ブログチーム作業療法士Kです。
今回は
「実習生指導から考えた独り言」
として、お話しさせて頂きます。
かなり個人的に意見を述べているので、
気軽に読んで頂けたら幸いです
当院でも毎年、実習生を受け入れていますが、
私が受けた指導(約10年前)をそのまま指導する事は
誤った臨床教育だったということで、
指導の仕方や学校での指導の仕方も様変わりしています。
(もちろんすべての指導方法が間違っていたとは思っていませんが)
現在は「クリニカルクラークシップ」による臨床実習を
どの養成校も推し進めています。
これには、平成32年度より「養成施設指定規則」の大幅な変更や
今までの実習が、通過儀礼に過ぎないものになっていて、指導が経験則依存になっていないか?というと問題から診療参加型実習つまり「クリニカルクラークシップ」へのパラダイムシフトが望ましいとする努力規定等が追加になったようです。
要は、バイザー自身が「見せて、真似させて、実施していただく」体験学習ということで私は捉えています。
この流れに対応していくには、指導者自身が変わらなければいけないと思いますが、
正直、学生に対して優しすぎる印象を持つのは私だけでしょうか?
実習中にかなり悩んで、臨床に出てからも、
「本当にこれでよかったのか?」
「まだやれることはあったんじゃないか」
「こうしとけばよかったかも」 など
反省や後悔があり、担当させていただいた患者さんやご家族さんには大変失礼な話なんですが、今でもそのことは悩みながら行っています。
今後、国家試験に合格し、現場で1年目の方々を育てていくことにも、今までとは違う対応が迫られているような気がします。
より、作業療法士として
患者さんの為に何ができるかを普段より考え、
挑戦し、実践していくことが必要だと改めて思いました。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
文責:作業療法士K
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