今回は「年間の作業療法部門勉強会」に
ついてお話しさせて頂きます。
リハビリテーション部では各部門で月1回勉強会を行っていて、私たち作業療法部門では、第4金曜日の夕方となっています。
新年度の4月までに1年の内容を決定し、症例発表と、テーマ別3~5名でのグループ発表の2種類を行っています。
6月は、
「ADL」の広いテーマから、福祉用具の使い方と自助具の作成にテーマを絞り、事前に全病棟看護師・介護職員さんにアンケートを実施し、その結果を取り入れ、勉強会に反映させていました。勉強会当日は、回リハ病棟から4~5名の看護師さんたちが参加して下さり、多職種と一緒のテーマで勉強できたとても意味ある勉強会となりました。
7月は
「症例発表」で、現在担当していて、悩みながら関わっている症例を参加者全員で丁寧に考えました。次の日の治療から活かせるように、経験なども踏まえて、具体的なアドバイスが飛び交っていました。
8月の
「作業科学」は現在準備中で、担当になったメンバーがあまり作業科学について知らなかったので、3ヶ月前より、コツコツ打合せと自主学習を行い、当日は、参加者の方々にワークして頂こうと計画しています。
作業療法の仕事というか、医療に携わる限り、一生、勉強やアップデートがつきものだと改めて実感しています。
この職場は、勉強熱心な仲間が多く、業務後、自主的に勉強会を行い、それに多くのスタッフが参加しています。
残業せずに定時で帰宅することも大切ですが、日頃から短い時間を大切にし、新しい見識を得たり、アドバイスをもらう時間も必要です。
これから、どのような治療士になりたいかは、自分次第ということですかね
最後まで読んで下さりありがとうございました。
文責:作業療法士K
*無断転載禁止
関連記事