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足部切断後のリハビリについて 
2018-7-28【カテゴリー】PTの仕事

今回は、今月行われた急性期チームの部内カンファレンスの様子を紹介したいと思います。

 
写真はカンファレンスの様子です。
▶参照:部内カンファレンスの様子はこちら

今月の部内カンファレンスでは、

足部離断の症例の『靴』をテーマに

「どういった工夫をすればより歩きやすい靴になるか」などを意見交換しました。

足部離断とは、何らかの理由で足の指や足自体が壊疽・壊死を起こしてしまい、それにより足を切断することをいいます。糖尿病や閉塞性動脈硬化症などの方が足に傷をつくってしまった後になることが多いそうです。
このように足部を切断された方が、歩けなくなるかといったら、そうではありません。

我々リハビリテーション部の本領発揮をするときです。では、切断された足の部分をどのように補うか?
実際、前足部がない方だと、歩くときに靴の先端から土踏まずの部分がへしゃげてしまい、靴の意味がありません。そこで今回は身近で手に入る道具を使用して『靴の中』を補いました。

その実際のモノがこちらです。(↓写真)


 
このように靴の中に工夫をすることで、失われた部分を補い訓練を進めていくことで、この方は歩行が可能となりました。

これからも、各症例で悩んでいることや工夫していることを共有し、現在担当している患者さんだけでなく、今後担当するかもしれない患者さんに少しでもよりよい治療を提供できるように日々研鑽していきたいと思います。

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