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病棟との連携 ~急性期病棟での連携続報~
2018-3-3【カテゴリー】チーム医療でできたこと

みなさん、こんにちはニコニコ

管理職ブログチーム 理学療法士のYです。

まだまだインフルエンザ流行期が継続中です!!
引き続き、手洗いやうがいをこまめに行うなど、感染症の予防に努めましょう。

さて、今回のテーマは「病棟との連携 ~急性期病棟での連携続報~」に関する続報です!

現時点で取り組んでいるプロジェクトの1つ、

「股関節の手術に関するパンフレット鋭意作成中」と題して簡潔にまとめてみたいと思います。

当院では股関節の手術としては人工関節置換術(THA)と人工骨頭置換術が非常に多く、(以前のブログでも話していますが)手術前からリハビリテーションを開始します。

術前リハビリテーションでは

①筋力・可動域・疼痛・感覚などの心身機能、歩行や起立などの基本動作能力について、

②術後の日常生活での注意点などを指導します。

特にTHAや人工骨頭置換術では「脱臼」の予防が一番重要となります。
術後翌日からリハビリテーションは開始され、

ベッドからの起き上がり方車椅子への乗り移り方(病棟トイレも含む)といったことも患者さんへお伝えさせていただきます。

この資料を基に術前から脱臼予防を念頭においたADL指導を実施し、術後トラブル(脱臼)から患者さんを守れるように、安心・安全に術後の生活を送れるようにと考えています。

作成に協力してくれているのは作業療法士さん!!
(作業療法士の皆さん、忙しい中、本当にありがとう~~!!)ニコニコ

実はこのパンフレットの活用により、次のことも期待しているのです!!(フフフ…)

 ①術後の患者さんの脱臼予防へ貢献すること(安心・安全なリハビリテーションの提供)
 ②リハビリテーション部のみならず看護部を含めたスタッフ教育へ役立てること(専門知識の向上)

医療スタッフが十分な知識と技術を兼ね備え、お互いの役割について共通認識・共通理解することでチーム医療の質は向上し、患者さんへより安心・安全なリハビリテーションの提供に貢献できるものと信じています。

上の写真は、医師・看護師・理学療法士・社会福祉士が共同で行う整形外科回診前のカンファレンス風景です。

ここでは受傷前ADL・術後リハ状況・目標設定について多角的な評価に基づき今後の方向性を検討しています。

今回はここまで。最後までお読みいただき有難うございます。

文責:理学療法士Y
*無断転載禁止

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