みなさん、こんにちは
管理職ブログチーム 理学療法士のYです
インフルエンザやノロウィルスといった感染症の流行時期です!
外出時には
マスクを着用する、手洗いやうがいをこまめに行う
などの予防に努めましょう
さて、今回のテーマは「3学会合同呼吸療法認定士」の資格取得について。
この資格について、初耳の方も多いと思いますので簡潔に説明させていただきます。
「呼吸療法認定士」とは…
日本胸部外科学会・日本呼吸器学会・日本麻酔科学会の3学会が中心となり、臨床工学技士・看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士を対象として、それぞれの職種において呼吸療法を習熟し呼吸管理を行う医療チームの構成要員を養成し、そのレベル向上を目的としています。(※ 3学会合同呼吸療法認定士 認定制度HP 認定制度の趣旨より一部引用)
現在、リハビリテーション部には呼吸療法認定士の有資格者(全てPT)が計5名在職しています。私の知る限り、今年はリハ部からPT1名が受験。12月末に合格発表がありました。
結果は…
見事、合格!!!!!!!!(やったね(^^)v)
今回の合格で新たに1名増え、計6名となりました!!
ちなみに、リハ部第一号の有資格者は、なんと「私」です!!(プチ自慢)
最後に、私がこの資格の取得を目指したきっかけについてお話しします。
当時はまだ学生で、実習先での実習最終日、打ち上げで盛り上がっていたところに…
1人のバイザーの先生から言われた一言がすべての始まりです。
「○○君(私のこと)、あのね~。PTが呼吸を評価できなかったらダメだよ?」
「だって運動のプロでしょ?」(酔っぱらいながら言うセリフか?と思いましたが…)
この言葉に関しては深く受け止めず呼吸に関する勉強は二の次といったところでした。
しかし、3年目の時、ついに転機が訪れます。
なんと全く経験のない「C O P D」の患者さんを担当することに…。
その結果、「何を評価すれば…? 呼吸のリズム? 吸入薬? コンプライアンス??」。
この時、あの一言が天から??降りかかって来たんですよ!!(笑)
「PTが呼吸を評価できなかったらダメだよ? だって運動のプロでしょ?」
この言葉が無ければ、私は今でも呼吸に対して苦手意識しか持たず、治療や臨床思考の幅が狭い療法士になっていたのではないかと思います。
これからのチーム医療の一端を担う理学療法士が専門職として存在意義を示すためには、ある分野のみに固執せず、様々な知識や技術を身に付ける必要があると思います。
私個人の最終目標は「PTのジェネラリスト」になることなんで、この資格はその過程の一部ということです。最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
文責:理学療法士Y
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