こんにちは、管理職ブログチーム言語聴覚士Iです
だんだんと寒くなってきましたね
この時期は
体温も下がり
免疫力も落ちやすいため風邪などを引きやすいですが、
皆さまいかがでしょうか?
体調を崩されないよう、どうぞお体をご自愛くださいませ。
私たち言語聴覚士は、
病気予防の一環として、
回リハ病棟で嚥下体操を患者さんと行っています。
月曜から金曜の昼食前に、看護師、介護士、言語聴覚士が
順番で担当をして、患者さんと一緒に元気に体操をしています。
嚥下体操というのは、いわゆる口の体操です。
「嚥下」とは食べ物を飲み込むことを言いますが、
高齢な方やご病気をお持ちの方は、
ごはんを食べる際に誤嚥すること(=誤って食べ物が気管に入ってしまうこと)があります。
特に、食べる一口目が一番誤嚥しやすいと言われていまして、それを防ぐ為に、
食べる前にお口を動かしてウォーミングアップをしましょう
というのが大きな目的でもあります。
体操は肩や首といった大きな部位から始まり、
口・頬・唇・舌の細かな運動を行います。
また、声を出すことも体操となりますので、
みんなで 「お~い」 「ぱたかぱたかぱたか」など
お腹から力強い声を出したりします。
時間は5~10分程ですが、毎日続けることが大切です。
当院では病棟の食堂で行っています。
最初は数名の方と始めていきますが、
大きな声に誘われて、またリハビリ終わりで立ち寄ってくださって、
最後には食堂がパンパンになるくらいの人数となり、
みなさん元気な声を出して、拍手と笑顔でお開きとなります。
誤嚥予防も大事ですが、
なによりもその場で患者さんが笑顔になられたり、
元気なご様子を見られることが、
やっていてよかったと思えることです
最後までお読みいただきありがとうございました。
文責:言語聴覚士I
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