この度、森ノ宮医療大学の工藤慎太郎先生からお声掛けいただき、共同著者にさせて頂いた
『運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略』が
5月10日 に発売されました。
(表 紙)
少しだけ編著者である工藤先生と私とのこれまでの話と、
この度出版された本の話をさせて下さい。
本書の編著者である工藤慎太郎先生とは2年前森ノ宮医療大学の卒後教育センター、通称「適塾」で出逢いました。
2年前の私は、勝手に増えていく理学療法士としての経験年数に焦りを感じ、自分を変えたい一心で「適塾」に申し込みました。
適塾に入り、ご指導いただき、1年近く経った時、
工藤先生から「本を書く手伝いをしませんか」とお話を頂きました。
私は、「正気ですか?」と思わず言ってしまいそうになりました。
なんせその時の私は、英語論文1本読むのに1ヶ月以上かかり、
泣きそうになっていましたので。
それでも、こんなチャンスは人生で2度と来ないと思い、
また、東大阪病院の名を少しでも広げ、患者さんから選んでもらえる病院になる為のまたとない機会だと思い、
「是非やらせてください」とお答えさせていただきました。
本を書かせて頂きながら、担当である股関節の事を調べていき、工藤先生に何度も何度も、先生がめまいを起こしてしまうほど、フィードバックを頂くと、後日、臨床の際に患者さんから
「痛みが無くなった」
「軽くなった」
「力が入る」との声を多く頂けるようになりました。
この本は臨床推論をわかりやすく、フローチャートにしてあります。普段、なんとなくやってしまっていることに対し、解剖学、運動学に基づいた説明が出来るようになります。
痛いところ、固い所をただ揉んでいただけの治療から、きちんと根拠のある治療へ変わっていきます。
少しでも、今の治療に不安を、疑問を持って悩んでいる方の助けになれば幸いです。
ありがたいことに、先日、幕張メッセで行われた
第52回日本理学療法学術大会で売り出され、
最終日の午前中の段階では売り上げ1位でした。
最後にこのような奇跡のような機会を与えて頂いた、
工藤慎太郎先生、医学書院の金井真由子様、
見守って下さった部長、協力して頂いた当院スタッフ、
2人の小さな娘の子育てを一手に引き受けてくれた妻、
遠方より助けに来てくれた義母に深謝致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
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