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アイビス(低周波治療器)を導入しました
2017-8-10【カテゴリー】OTの仕事

こんにちは、作業療法士Yですニコニコ

今回は、 IVES(アイビス) の紹介です。

このたび、当院で導入することになりましたチョキ

当院にも、低周波治療器は配置しておりましたが、IVESのようなフィードバック機能がついていたり、治療モードが選択できるものはありませんでした。 

IVESは表面電極を利用したFES(機能的電気刺激)装置です。

さまざまな治療モードがあり、患者さんの状態によって使い分けて治療を行います。

たとえば、

『パワーアシストモード』では、治療対象部位の筋活動電位に比例した電気刺激をリアルタイムに出力し、筋活動電位を表示するランプによって、発揮した力を視覚的に確認できます。

 
(IVESパンフレットより引用)

『外部アシストモード』では、治療対象部位とは異なる部位の筋活動電位に比例した電気刺激を出力することができ、筋活動電位が検出できない部位(重度な麻痺の部位)にも使用が可能です。
 
(IVESパンフレットより引用)

急性期の運動麻痺へのFES治療についてはまだ十分なエビデンスが確立されていない現状がありますが、脳血管疾患患者さんや運動器疾患患者さんへの治療の選択肢を広げる1つになればと思います。
現在、経験者作業療法士(OT)を中心に、この機器がしっかり使用できるように使い方を勉強しているところです。当院作業療法士(OT)共通の治療として活用していけたらと思っています。付属のセンサーを使用して、足部の治療へも応用が可能との事で、適応患者さんがおられる場合は理学療法士(PT)でも活用していきたいと思います。 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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