東大阪病院リハビリテーション部 部長の椎木です。
皆さんは自粛生活どのように過ごしていますか?
私は、お休みの日も巣ごもり中心の生活をしています。
毎年4月ごろ、養成校の同期と同窓会をしていたんですが、そんな楽しみもコロナで2年連続お休み中。
料理のレパートリーが増えたり、読書量がアップしたり、近くの自然を散策できたりとコロナ対策していなかったら出会えなかった出来事も多いな~と思いますが、やっぱり元の生活が恋しいですね。
さて、今日のテーマは
「必須推奨プログラムが始まります!」です。
2019年度、従来の共育プログラムを、指導する側も、される側も互いに高めあえるデザインにバージョンアップしました。
今までも、いろんな職員がブログでも書かせてもらってますね。
はい、共育プログラムSITです。
そのなかの1つに必須推奨プログラムというのがあります。
当院で必要になる知識・技術の基礎を体験してもらう体験型講義形式のプログラムです。
その領域で知識を持っている療法士が講師を務めています。
例えば、触診という項目。
これは理学療法士(PT)の必須プログラム、つまり理学療法士(PT)は絶対受けてね、他職種も興味があったら受講していいよというもの。
しかも、エコーを使いこなす技術をもった療法士が講師を務めて、実際にターゲットの筋をしっかり見られているか確認できたりします。
2020年度は、新型コロナウイルスへの対応もあって、すべての必須推奨プログラムを、なくなく中止しました。
2021年度は、20近くあったコンテンツを15に整理し、参加人数も講師を含め10名までと制限し、密を避け、対策をおこなって開催することとしました。
6月から開催します!!
2021年度から仕切り直しする、この必須推奨プログラムのために、経験記録シートを新しいものに作り直しました。
各自の経験記録を転記して、6月から受講した記録を書き込めるように準備しました。
写真の中の印鑑は、2019年度に受講した記録です。
必須推奨プログラムは、2年間で受講したらOKと目標設定をしています。
そのため、自分の都合の良いタイミングで、開催される予定日に自分で申し込みをしていくのですが…
2020年度は必須推奨プログラム自体を出来ていないので、2019年度の一年だけでこんなにたくさんのハンコが!!
みんな、たくさん受講してくれているんです!
転記作業をしながら、学びのためにみんなが一生懸命頑張っていてくれたんだなと実感して、このプログラムをつくってきて良かったな~と思いました。
2020年度はこういう講義形式の勉強会もなかったため、若い療法士からは「もっと色々勉強したかった」との声もきいています。
ホントに、いい治療がしたいので、みんな勉強したいんですよね。
今年は、新人も含めて、当院のリハビリ療法士のみんなが満足いく環境に少しでも近づけるように工夫していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
追伸:近畿作業療法学会(オンライン)で発表します!
共育プログラムのSV制度についての発表です。
配信期間中は発表が見られるようですので、よろしければぜひ見てくださいね。
文責:作業療法士 椎木
*無断転載禁止
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