東大阪病院急性期病棟では、階ごとに疾患の特徴があります。
例えば、6階病棟は整形外科・外科系、7階は内科系、8階は緩和ケアなどです。中堅職員になると、後輩の技術指導や、看護部と共同で技術や質の改善に取り組んだりする活動に関わります。
今回は、急性期病棟で働く理学療法士Sさんにインタビューしてみました。
Sさんは、現場で活躍してくれていて、整形外科病棟でのチーム活動に参加しています。
質問1.整形チームは、どういうことをしたくてやってみようとおもったのですか?
整形外科チームが行う事は、主に月2回開催される整形外科回診の企画運営です。
整形外科医師や看護師、社会福祉士、リハビリ療法士の多職種が集まり、患者さんの状態や方向性を話合います。また、2023年度は看護師との勉強会も開催しました。職種間で情報を共有することで、1つのチームとして患者さんにより良い治療を提供できると考えています。
質問2.整形チームに入る前と入った後では、なにか違いがありましたか?
参加する前は、チームの存在は知っていましたが、詳しい内容は全く知りませんでした。
担当になったのは、整形外科病棟の配属になった時からです。具体的に今取り組んでいることは、回診報告に記載する内容をどういう風に記載すれば(みんなに記載してもらえば)わかりやすいかなどを、経験年数関係なく、スタッフの意見を取り入れて思考錯誤しています。いろんな立場の方の意見を取り入れることを心掛けています。
質問3整形チーム担当で実践してみて、日々の仕事やご自身にどんな影響がありましたか?
回診に出席するようになってから、様々な患者さんの状態把握や療法士の考え方を知ることができ、自分自身も様々な視点から物事をとらえられるようになったと感じます。その情報を何かの形で他の療法士や他職種の方に伝えていければと思います。
質問4.仕事でやり甲斐を感じる瞬間はどういうときですか?
治療において、即時的な効果が出たとき、患者さんから感謝されたとき、やり甲斐を感じます。また、後輩指導に関わっていますが、指導の難しさを改めて感じます。そういった中で、私自身指導の仕方が上手く伝わった時や、指導した内容を実践して後輩が効果を上げた時などは、やってよかったと感じます。
質問5.未来の仲間へ一言!
私の目標は、働きやすい環境を作ることです。
オン・オフの切り替えを大事にして、気を抜くところは気を抜いて全力で楽しめる職場作りに貢献したいと思っています。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
リハビリテーション部
急性期リハビリテーション課
緩和ケアリハビリテーション課
回復期リハビリテーション課
文責:作業療法士 リハビリテーション部 部長 椎木
理学療法士 S
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TOYOTAが開発した最先端のロボット機器 ウェルウォーク(WW-2000)を導入しました。
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