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新病院のリハビリ訓練室を紹介します
2023-11-8【カテゴリー】リハビリ部 部長より/その他

東大阪病院は10月1日に新病院に移転しました。

(当院の移転の様子がTVで紹介されましたので、ご興味のある方は こちら をご覧ください。)

10月2日から3療法ともに訓練業務を開始しています。
旧病院と比べると、訓練室の総面積やスタッフルームは狭くなってしまったのですが、窓が大きく、明るくて気持ちよく訓練をしてもらえる環境になっています。

新しい病院で使う機器には、新規で購入した物品もありますが、多くは旧病院にて使用していたものです。新病院での環境に合うようにレイアウトも慎重に検討を重ねて移転に臨みました。移転後は大きな混乱もなく、訓練を行うことができています。

治療用ベッドや平行棒、訓練用階段、エアロバイクなど、それぞれの用途と急性期病棟・回復期病棟それぞれの患者さんが一定の間隔をあけて訓練ができるようにレイアウトを工夫しています。ウェルウォークも設置場所は一定の広さが必要なので、設計の段階からどこに置くかを検討して設置しています。

ウェルウォークです。脳卒中患者さんを中心に歩行訓練の質改善に大いに役立っています。

なるべく訓練スペースを広く取れて、かつ、必要な物品も取り出し・収納できるようにチームを作って配置を検討しました。

手洗い用シンクも、訓練室に複数個所設置しました。今までのものは浅くて、前腕部分もしっかり洗うことが難しかったのですが、大きな洗面台になり使いやすいです。手洗いの待ち時間も無くなって、仕事がしやすくなりました。

ST室です。今までは窓のない部屋ばかりだったのですが、4部屋あるうちの2部屋が窓ありの訓練室になりました。防音環境もしっかり備わっています。

ADL室です。電磁調理器付きのキッチンを導入しました。すでに数件、調理訓練を行っています。一人暮らしのマンションのような雰囲気で練習していただけます。

ADL室の出入り口です。ドアを設置し、わざと段差もつけました。玄関の出入り動作などもできるように工夫しています。

病棟の廊下も広くなり、病棟訓練も行いやすくなっています。
食事の保管カートも整い、STのお昼や朝の直接訓練の時間が増えました。摂食嚥下の患者さんへの介入が行いやすくなったのもうれしい点です。

また、訓練室だけでなく、制服も新しくなりました。

今までは薄いブルーと白いズボンの制服でしたが、濃い青・ズボンは濃紺の制服になりました。従来のものより、伸縮性があり動きやすくて機能的です。
看護師は濃いピンク色、検査技師などはエメラルドグリーンなので、職種の違いも患者さんにわかりやすくなり、患者さんからも、「動きやすそうでよさそうね」との声をいただいています。

新病院での様々な取り組みも今後ご紹介していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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社会医療法人有隣会 東大阪病院

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文責:作業療法士 椎木
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TOYOTAが開発した最先端のロボット機器 ウェルウォーク(WW-2000)を導入しました。

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