みなさん、こんにちは。
作業療法士Sです
先週は、半年程前に担当させていただいた手の骨折の患者さんが外来受診の際に、リハビリ室まで尋ねてきてくださったり、一年半程前に担当させていただいた患者さんのご家族に職場からの帰りにばったりお会いしたり。皆さんお元気で、近況を伺えてとてもうれしい出来事でした
「また、会いに来るのを楽しみに頑張るね」なん言ってくださって、地域の病院ならでは!
やりがいを感じる瞬間です
さて、今日はこの時期に「療法士が陥りやすいある事」についてお話したいと思います。
4月から新しく仕事を始めた新人職員の方や、新しい職場で頑張っておられる方など沢山おられるのではないかと思います。
「自分は療法士に向いていないんじゃないか?」
「自分はこの職場に向いていいないんじゃないか?」
そんな風に感じる瞬間ありませんか?
それが、「療法士が陥りやすいある事」です。
はじめの緊張がやわらいで、いろんな事が見えてきだした時に、うまくいかなかったりすることが続いてくると、先輩みたいにできそうにもないって自信がなくなったり、なんだか周りの同期が自分よりずっとできてるように見えたり…
自分はこの仕事向いてないのかも・・・なんて思ったりもしてきたり。
でも、本当に療法士に向いていないの?
そう決めちゃうのは早すぎかもしれませんよ
時に、天才的な人もいたりして、得意分野だったりすると難なく出来るってこともあるかもしれませんが、そもそも、新しい事にチャレンジしているので、するっとできなくて当たり前では?
よーく考えてみると
うまくいかなかったりする・できないことに対して、⇒向いていないって
話がずれているのわかりますか??
どうすればうまくいくか?
どうやったらできそうか?
をただ考える。
ただこれがうまくいかない、結果がすぐ出ないので、向いていないって思ってしまう。
あなたは療法士に向いていないの?
きっと、向いていないのではなく、できる範囲がまだ少ないだけだと思います。
ただ、アイデアの引き出しが少ないか、気が付けていないだけ。
引き出しをコツコツ増やせばいいだけです。
すごーく仕事ができるように見える先輩たちも、みんなはじめは不安いっぱいで仕事してたんですよ。
増やし方は、
先輩から聞いて
見てまねる
文献から探す
自分で考える 等々
もっといろいろあるかもしれないですね。
せっかくリハビリ療法士っていう素敵な仕事に出逢ったのですから、向いていないなんて決めないで、是非続けてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
*無断転載禁止
*文責:作業療法士S
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