管理職ブログチーム作業療法士Sです
新型コロナウイルスの影響がまだまだ続いています。
緊急事態宣言も延長となりました。
いろんな制約がある中で、気持ちがめげそうになりますが、患者さんはもちろん、自分や仲間である職員の安全を守りつつ、治療を行えるように工夫して対応を行っています。
今日はそんな工夫についてお話ししたいと思います。
4月のブログでも、ご紹介している部分もあり重なるところがあるかもしれませんが、マスク着用や療法士が消毒液を携帯するなどの従来行ってきた標準的な対策に加えて、大きく3つの取り組みを行っています。
①職員の体調管理をしっかりと!!
平日・休日関わらず体温チェック(記録)を行っています。
出勤前に行うことで、自身の体調変化にすぐに気付けるようにしています。
②外来・入院患者さんを別フロアで訓練実施!
リハビリ訓練室は不特定多数の方が一緒に集まってしまう場所でもあります。ベッドサイドで実施するには、また病棟が密になってしまいます・・・
当院では、作業療法室が1階、理学療法室が2階にあります。普段は離れているので、不便に感じていることもあったのですが、道具を移動させるなどして、3密を避け、外来患者さんは1階、入院患者さんは2階とフロアを分けて訓練を行っています。
訓練室を使用する人数の調整も行い、入院患者さんは急性期病棟と回復期病棟の患者さんが一緒にならないように利用時間帯を制限して、密を作らない工夫を行っています。
③訓練室や物品の消毒や換気をしっかり!!
訓練室は常に窓や戸を解放して空気の流れを作っています。換気の声掛けは感染対応を自分事として意識してもらうため輪番でみんなが参加してます。
訓練で使用する物品やベッドも消毒を行っています。また、入室・退室する方には手指消毒を実施してもらっています。記録で使用するパソコンなど複数で共有する物品も、毎回使用前後には消毒を行うようにして感染予防に配慮しています。
(写真は、消毒液のダミーちゃん。PC使用前消毒への注意喚起に一役かってます。)
その他、時間差をつけて出勤してスタッフルームの密を避けたり、勉強会も参加人数を限定。ミーティングも極力行わず、メールや配布物で周知事項を案内したり…。
以前のブログにもあったように、リフレッシュタイムのはずの食事もなるべく会話しないように注意しながら1人ずつの間をあけて、向き合わないようにしています。
しゃべったり、スマホをみるのはマスク装着後!!
手順が増えるし、気持ちはいつも張りつめていて、帰ったらぐったり…。
でも、自分がもし無症状の感染者だったら…
リハ部内のICTメンバーを中心に、しっかり守ろうとみんなが声を掛け合って、知恵を出し合って対応しています。
お互い協力しあって、取り組んでくれて本当に心強い仲間がいっぱいです。
患者さんのため
仲 間 の た め
社 会 の た め
ひきつづき一緒に頑張っていきたいと思います!
コロナ感染症に負けないぞー!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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