管理職ブログチームのFです
今回のブログは、
今年度に大幅に変更した
共育プログラム。
なかでも症例発表について書かせて頂こうと思います。
昨年、現場の声もあり、当院で行っている教育プログラム(のちの共育プログラム)の見直しをしました。
あえて“共育”という文字としているのは教えられる側、教える側共に育つという想いからです。
現場の声としては、
「1年目の間は講義などあるが、2年目以降に関しては手薄に感じる」
「症例発表を行っているが、参加者が少ない。先輩の発表を聞きたい」
などが挙がりました。
そこで、共育チームが部長の呼びかけで立ち上がりました
このチームの参加条件は「当院の教育について考えたい!!」と思いがあれば、経験年数問わず参加可能とされ、うれしいことに10名以上のスタッフが共育チームに参加する運びとなりました。
今までの問題点である「症例発表を行っているが参加者が少ない。先輩の発表も聞きたい」に対しての改善点をチームみんなで話し合いました。
参加者が少ないという問題点に対して、今までのルールは「発表者以外は有志で参加する。業務時間外で行う」というものでした。このルールでは、毎年同じ問題が起きていました。症例発表を開始する春や夏そして秋の前半くらいまでは参加者が多く、そこから徐々に減っていくという問題です。
結果、発表しても十分な意見交換が行われず、不満につながるということが例年起きていました。
そこで、
みんなで
大きな決断をしました!!
具体的には、
「業務時間内に、スタッフみんなで症例発表を行おう!!」
「発表者は経験が浅いセラピストだけでなく、全スタッフで持ち回りにしよう!!」
「月に1回だけ全員出勤の日を作り、その日に発表しよう!!」
となりました。
業務時間内の発表というのは正直勇気が必要な決断でした。
症例発表中の写真です。
皆の理解が得られるように、ミーティングが開かれ、
「共育チームの想いだけではうまく行かず、皆の協力が必要なこと」
「今までの教育体制では不十分となりつつあり、変更が必要であること」
が説明されました。
先日、共育プログラムについてのアンケートが実施され、症例発表に関しては「先輩の考えを聞けてよかった」「自分の考えになかったことが聞けて良かった」などの賛成意見が多数挙がりました。
今までの当たり前を、勇気を出して変更して良かったと素直に思いました
ただ、反対意見も少数ですがありました。
「全員出勤や症例発表を皆に強いるというのはどうなのか」という意見も挙がりました。
こういった意見に対しては丁寧に受け止めて、理解してもらえるよう何度も話し合い、真摯に応対していきたいと思います。
共育プログラム自体、今年度スタートであり、改善点もあると思いますが、この活動を通して、当院には共育について真剣に考えるスタッフが多くいることがわかりました
理学療法士(PT)に関しては10年目以上のスタッフが10名(PT全体の約3割)以上在籍しています。(数字で知るリハビリ部)
さらに、熱い思いを持ったスタッフがいるので非常に安心でき、誇りに思います。
これからも何かあれば、皆で解決できればと思います。
長文になり申し訳ございません。
最後までお読み頂きありがとうございました。
※無断転載禁止 管理職ブログチーム 理学療法士F
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