皆さん、こんにちは。管理職ブログチーム作業療法士Yです
今回は、『高次脳機能障害者の社会復帰支援の在り方』伝達講習会その②と題して、伝達会の実際の内容についての部分をレポートします!
前回のブログ : 『高次脳機能障害者の社会復帰支援の在り方』伝達講習会
伝達は、当日講義に参加した言語聴覚士が、当日勤務して参加できなかった職員に実施しました。今回の受講のテーマは、高次脳機能障害者へのアプローチについて。
言語聴覚士の悩み には、
訓練室での机上課題から、生活にどうアプローチするか?
改善させた機能をどのように生活に活かしていけるように導くか?
などがあります。
今回の講座では、
高次脳機能障害を評価する際のポイント、観察から得られる情報を大切にすること、具体的な介入方法として「気づきの階層」にあわせたアプローチを具体的な臨床エピソードを交えて教えてもらいました。
対象者に自分で話してもらったり、書いてもらうなどを段階にあわせて行うことで、治療者側も対象者の状態を把握できるうえ、ご本人の自己認識があがり、生活上の行動につながるのではと理解しました。
参加した療法士からは、患者の「気づき」を導く方法については新たな発見で
「参加して勉強になった!」
「臨床で使えそう」との事でした。
企画して本当に良かったです。
2月後半には、脳画像の見方や嚥下障害についての講座の伝達講習を企画中です。
これも楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
文責:作業療法士Y
*無断転載禁止
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