みなさんこんにちは
リハビリテーション部管理職ブログチーム作業療法士Kです。
今回は
「当院緩和リハチームで参加した勉強会」
についてお話しさせて頂きます。
6月14日(木)に大阪国際がんセンターで行われた
平成30年度 第1回「ワンピース研修会」 に
当院の緩和病棟リハチームメンバーで参加してきました。
この勉強会は、病院と地域医療・介護・福祉職の勉強会で訪問看護ステーションの方が中心で、年に4回開催してくれている勉強会です。
今回のテーマは
「骨転移を知り、共に支える」
~骨転移を理解するスタッフに出会えた利用者だけが幸運でよいのか…?~
講師は大阪国際がんセンター
整形外科医大島和也先生 と 作業療法士 島崎寛将先生 でした。
当院からは、理学療法士2名、作業療法士3名 が参加させて頂きました。
私自身が緩和ケア病棟で担当していた方に骨転移の疑いがあり、一緒に担当する療法士や看護師さんと、本人様の希望実現のためにいろいろ試行錯誤して関わった経験があります。
リスクや本人様の不安に寄り添いながら、何か少しでも、その患者さんのためにならないかと関わっていました。
今回は、現場でケアに関わる医療者からも質問などを受け付けていただけるとの事で、事前FAXに悩みを記入し、少しでも今後につなげたいと参加することにしました。加えて、東大阪病院は、大阪国際がんセンターと近いため、業務後も参加できる利便性と、急遽のお知らせにも関わらず、緩和ケアリハビリチームメンバーのフットワークの軽さで去年も参加しています。
時間は、18時から19時まで特別講演があり、19時から19時半まで講演、19時半から20時まで事例検討を行って頂き、最後の最後でFAXで事前に伝えた内容に対して、丁寧に大島先生が答えて下さいました。
参加人数も80~100名で、特に緩和ケアリハビリテーションで大切なことを力強く講義して下さいました。
その中でも特に心に残ったことは、
・頑張る機会を差し上げる。
・余生を少しでも笑顔で過ごせるように…
決してキュアが目的ではなく、ケアが重要。
・当たり前を一歩踏み込んでやってみる。
など、一見抽象的な文面ですが、目の前にいる患者さんに対して、明日から作業療法を提供できる立場として、とても心強く、今も頑張れています。
今後、私自身がこの言葉から、どのような関わりが出来たか具体的に、しっかり整理して、他の方に説明できる力を付ける事も必要だと改めて感じました。
(今回、参加した当院の緩和ケアリハビリチームのメンバーです)
最後まで読んで下さりありがとうございました。
文責:作業療法士K
*無断転載禁止
関連記事