今回は勉強会の内容についてお話しさせて頂きます。
テーマは
『自助具・福士用具を使用した
ポジショニングと食事』についてです。
まずは、自助具とポジショニングについてです。
自助具についてですが、自助具とは身体の不自由な方が生活をより便利にかつ容易に行えるように工夫された道具のことです。
ポジショニングとは、身体の不自由な方にクッションなどを活用し身体各部位の相対的な位置関係を設定し目的に適した姿勢を保持することです。
今回テーマとした食事についてですが、食事は誰しもが楽しみにしていて、生きていくためには必要不可欠な活動です。
しかし、様々な原因で食事が困難になった方もそう少なくはないと思います。
誰もが楽しみにしている食事を、少しでも楽に、楽しく行えるように、食事の際の環境の調整、使用道具の工夫は重要です。
そこで今回は崩れた姿勢の方へのポジショニングとしてクッションの種類の選択などについて勉強しました。
今回は車椅子に敷かれることが多いロホクッションについて紹介します。
ロホクッションとは多数のエアセル(空気室)を並べて空気経路をつないでいるものです。(介護保険が適応される福祉用具です)
このクッションを使用することのメリットとしては、
・ずれの予防
・座位の安定
・体圧分散
・座面から感じられる痛みの緩和 などがあります。
様々なクッションがあるので、その方に最も合うクッションの選定をしていくことが大切です。
今回開催された勉強会で、今まで知らなかったクッションの種類や機能性について再学習することができました。
さっそく明日からの臨床場面でポジショニングを実践かつ見直しをしていきたいと思います。
それでは、最後までお読み頂いてありがとうございました。
文責:作業療法士Y
*無断転載禁止
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