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僕が患者になりまして
2018-1-20【カテゴリー】PTの仕事

みなさんこんにちは。

リハビリテーション部管理職ブログチーム作業療法士Kですニコニコ

今回は、私事で非常に恐縮ですが、

体験談をお話しさせて頂きたいと思います。

私は趣味でバスケットボールを行っているのですが、

去年12月某日練習中に、ランニングシュートで相手をかわし

タイミングをずらしシュートした瞬間に

『ブチっ!!』 と音が聞こえ、

アキレス腱を切ってしまいました(アキレス腱断裂)。

痛みはないものの、右足は背屈できませんでしたえーん

足の裏の感覚もおかしく、床についているんですが浮いている感じがしました。

周りにアキレス腱を切った(アキレス腱断裂)人が割と多く、

話は聞いていたので自分もやってしまったえーんとすぐに自覚しました。

(たまたまですが、両親ともにアキレス腱を切っており、父親は手術し、母親は保存療法) 

バスケは途中で抜けて、

すぐにテーピングをして歩けるかどうかを確認しました。

なぜなら、クリスマス前で子供のためのプレゼントクリスマスツリーの用意を這ってでもする必要があったからです。

テーピングで固めると意外と歩けるので、お店を下見し電車で帰りました。

火曜が休みで、午前にクリスマスプレゼントを用意し、

たまたま東大阪病院 整形外科の中島医師の診察日だったので、昼前に念のためと受診したら、即入院で手術が必要と診断されてしまいました。

診断名はアキレス腱完全断裂

ただし、その日の夕方は子供の懇談日や自転車での保育園の送り迎えがあるため、それだけは家庭の役割としてさせてくださいと自己責任として許可をいただき、役割を済ませ入院しました。

ADLを落とすわけにはいかない反面、手術前のコンプライアンスを守れず、看護師さんには迷惑かけましたが、木曜にアキレス腱の再建術を行って頂きました。

入院も手術も人生初で、患者さんの立場になり色々考えられた時間となりました。

術後1日目より理学療法を開始して頂き、現在も免荷中でリハビリ継続中です。

入院期間は7日間。

仕事内容を訓練業務からカンファレンスや会議類へと大分配慮して頂き、

退院後すぐに職場復帰をさせていただいています。

松葉杖が辛く、iWALK2.0というものを購入し、装着して移動しています。

(松葉杖の代わりの装具iWALK2.0をつけているところ)

<今回の突然の入院・手術・リハビリで感じたこと>

 ・入院は突然で生活が一変するため、すぐに状況が受け入れられず、手術前のコンプライアンスが守れなかったこと。

 ・術後痛み止めがきれてから、痛みに耐えられず夜間ナースコールを頻回に押してしまい、ご迷惑をかけてしまった。

 ・術後1日目のリハビリでは、自分ではしっかりしているつもりで受け答えはしているが、回りが白くボーと見えていた為、術後せん妄のような状態も考え転倒や急変に配慮が必要。

 ・リハビリを行って頂く事で自分の状態をより客観的に把握でき、再断裂の不安も共有して頂き、前向きに頑張れるということ。

 ・松葉杖での移動は、両手にマメができ脇腹が痛くなり、非常に体力を使うということ。

この場をかりて、職場の方々にはご迷惑とご心配をかけまして誠に申し訳ございません。
特に仕事内容などを調整した頂いた部長、並びに一人前の仕事が出来ないまま職場復帰させていただいているのにも関わらず、温かく迎えて頂いているリハビリ職員の皆様へ改めて感謝しています。

しっかり治して、しっかり仕事をしていきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

文責:作業療法士K          
*無断転載禁止

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