こんにちは
東大阪病院リハビリテーション部管理職ブログチーム作業療法士Yです。
いよいよ今年も残すところ1ヶ月!皆さんはどんな1ヶ月として過ごされますか?
今回は、
「採用面接について」 です。
当院でも、来年度の職員採用を開始しています。
筆記や面接などの採用試験を行い、採否を決めていくのですが、受験される側の方は何を評価されるのか…と不安でいっぱいなのではないでしょうか?
採用する側(病院等)の状況によって、その判断基準は同じではないはずです。
当院でも、たくさんのエントリー者の中から、より当院に適した人材を選出すべく工夫を凝らしています。
私が基準にしているところは3つです!
当院の人的・物的環境にあう
「作業能力」
と
「 人 柄 」
と
「療法士としてやりたいことと当院でできる事の一致度」 です。
作業能力とは?
当院は、まだ電子カルテではなく、臨床業務以外には煩雑な部分も残っています。その為、ある程度の作業処理能力がないと仕事上本人も教える側も大変な時間とエネルギーを必要とします。もちろん、業務改善を行っていますが一定以上の作業能力がないと苦労をしている職員を見ていますので、このような観点をもっています。
人柄とは?
どんなに優秀な方でもよい人柄の方でも、仕事は人間同士の環境の中で行うため、その組み合わせが大切と考えています。なので、現在いる職員との関係性などを加味してどんな方なのか、より私たちが活躍できるようになるには適切かをみたいと思っています。
療法士としてやりたいことと当院でできることの一致度とは?
仕事は選べるものではないので、100%好きなことができるなんてことはありませんが、療法士が求めることと提供できることの重なりが多い方が、やりがいも多く得られるのではないかと考えているので、このポイントを大事にしています。たとえば、当院では脳外科の手術をしていないので、脳血管疾患の術前術後の経験がしたいと思ってもその希望は叶えてあげられません。また、教育方針として新人療法士はチーム間の異動をすることとしているので、回リハ病棟だけを経験したいという希望も叶えてあげられないのです。
不採用になったとしても、能力がないという評価ではなく、いろんな観点から最適な組み合わせを考えた時にどうかという視点で決めています。
当院で働くことでお互いの療法士人生がより良く展開できるように、そして、今以上の患者さんの笑顔につながるように、採用する側も真剣です!
たくさんの療法士との出会いを楽しみに、皆様のエントリーをお待ちしています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
文責:作業療法士Y
*無断転載禁止
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