こんにちは、管理職ブログチーム、作業療法士Yです
だんだん季節も秋めいてきましたね
季節の変わり目です。インフルエンザもちらほらのようです。
体調管理には気をつけていきましょう
さて、今回は 学会発表について です。
このたび、
第1回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会
にて発表させていただくこととなりました。
発表は症例報告です。
尿便意があいまいで排泄動作が自立困難であった方に対して、その患者さんの馴染みの作業活動などを取り入れて介入を行った結果についての報告です。
認知機能の回復とともにトイレも自立でき、自宅にも帰っていただくことができました
想定以上の回復であったため経過について、発表させていただきたいことをお伝えするとご本人・ご家族ともに快く承諾くださり、今回発表させていただく運びとなりました。
当院では、他の療法士も症例報告や研究での取り組みを学会にて発表させてもらっています。発表することで、自分たちの取り組みに対しての他者からの意見を頂けることや、当院での取り組みを参考に良いところを他院でも活用いただけたら、より多くの患者さんへの貢献につながるのではと考えています。
また、個人的には管理職が発表に取り組むことは、後輩育成にも大切だと思っています。実践していない人から勧められるよりも、経験のある上司から勧められる方が、後輩の療法士も「自分もやってみよう!」と思えるのではないかとも思いますし、発表に至るまでの過程の大変さも共有できるので指導のポイントも絞れて、指導も効果的に行うことができます。
症例報告では、
どのように考え、何を行ったのか?
介入の中で何が良かったのか?
療法士の思考をまとめ共有することは、
他の療法士の刺激になります。
発表までには、予演会をして、発表の際に伝えたいことがより伝わるようにみがきをかけ、当日の発表に備えます。
発表者が先輩であっても、参加した職員は各自が感じた事を意見として出してくれるので、頼りになりますし、その意見を楽しみにしています。
学会は10月末です。しっかり準備していきたいと思います。
今回の学会は初めての秋学会でもあります。この様子も、またお伝えできたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
文責:作業療法士Y
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