みなさんこんにちは
リハビリテーション部ブログチームの
作業療法士のOです。
今回は隔月に実施している作業療法士勉強会
『症例検討・事例報告』について紹介させていただきます。
症例検討では、現在介入していて、難渋している患者さんに対してどう作業療法を進めればいいのか、どう他職種連携を取ればいいのかを相談します。
事例報告では、介入が終了した患者さんに対して行った作業療法について振り返り、発表します。
7月は1つの症例検討と2つの事例報告でした。
私が事例報告で印象に残ったことを紹介させていただきます。
それは、緩和ケア病棟での作業療法士の関わりについて発表したものです。
私は緩和ケア病棟での実務経験がないため、どういった関わりを行っているのかわかりませんでした。今回の発表では、緩和ケア病棟で患者さんとご家族のニードをどのように評価しているのか、ニードが経過によりどのように変化し対応していくのか説明がありました。
人生の最後の場になる緩和ケア病棟で、クライアント中心で大切な作業を実現するために介入することができるのは作業療法士だと思います。どのように作業療法士は考え介入したのか、家族に対し、亡くなられた後どのようなケアを行っているのかも説明がありました。
とても勉強になりました。
一般病棟で同じような患者さんと関わることになった時、相談しようと思っています
前回のブログにも記載しましたが、
東大阪病院の強みとして、中途採用の作業療法士が多いことがあげられます。それぞれの病院で、
・身体機能面の知識・技術を学んできた
作業療法士
・作業科学など作業に焦点をあてた介入を
実践してきている作業療法士
・緩和ケア病棟で実践を積んでいる
作業療法士 など
が在籍しています。
ですので、症例検討、事例報告では様々な意見やアドバイスをもらうことができます。
これを繰り返していき、作業療法士全員の知識、技術が向上し患者さんに還元できればと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
リハビリテーション部
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2017年8月20日投稿
更新:2023年4月1日更新
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