当院リハビリテーション部門では、役職者を中心に外部からの講師依頼にも対応しています。
※リハビリ外部講師のご依頼を承っています※
▶問い合わせ先:06-6939-1160
今回は外部研修会での講義実施について御紹介します。
「おかだ塾」にて研修会講師を行いました。
今年度は、法人内の在宅診療部門でかかわらせていただいている事業所からのご依頼をいただき、当院でがん領域の管理運営担当をしている理学療法士中西副主任が講師を担当させていただきました。
第1部は北野病院の副院長先生が登壇され、第2部の終末期リハビリテーションについての講義を担当いたしました。
がん患者さんへのリハビリテーションの必要性は高まっていますが、一般病院で当院のように多くの療法士がかかわり、継続的に実践している病院は少ないようです。
・終末期のリハビリテーションとは?
・入院中のがん患者さんへの実際の関わりは?
・緩和ケアのリハビリの実際の関わりは?
・在宅でかかわる療法士が活用できることは?
・在宅でかかわる他職種に活用できることは?
など、実際の取り組みをきいてみたいとのご依頼でした。
勉強会では東大阪病院でのがんリハビリテーションの実践状況や、緩和ケア病棟での実践状況、実際のケースを通しての経験、疼痛に関して低周波(テンス)を活用した治療介入の取り組み等を紹介しました。
参加者の方からは
「終末期のリハビリの大切さがわかった!」
「テンスを使ってみたい!」
「楽しかった!」などの感想をいただきました。
近隣の都島だけでなく、枚方や法円坂方面からの参加者もおられ、それぞれの地域でも公演してほしいとのお声もいただけました。
当院では、2013年(平成25年)に緩和ケア病棟ができ、リハビリ療法士も緩和ケア病棟に入院されている患者さんにリハビリテーションの実施を開始しました。さらに、2019年にがんリハビリテーション研修を受講、がんリハビリテーションの施設基準を取得できました。
現在は、PT10名、OT7名、ST3名の研修修了者が在籍していて、一般病棟や緩和ケア病棟でのがん患者さんのリハビリテーションを途切れなく行える体制を整えています。
新入職員の方でも、がんのリハビリテーションに興味を感じて希望される方も来られる等、嬉しく感じています。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
リハビリテーション部
・急性期リハビリテーション課
・緩和ケアリハビリテーション課
・回復期リハビリテーション課
文責:リハビリテーション部門 部長 椎木
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〒536-0005 大阪市城東区中央三丁目4-32
TEL : 06-6939-1125
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TOYOTAが開発した最先端のロボット機器 ウェルウォーク(WW-2000)を導入しました。
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