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膵臓がん検査(セット)
膵臓がんとは?
膵臓がん(膵癌)とは、膵臓に発生した悪性腫瘍のことです。
初期症状に乏しく早期発見が難しい上に、悪性度が高く予後が悪い悪性腫瘍です。
罹患者数、死亡者数ともに年々上昇しています。罹患率は50歳ごろから増加し、高齢になるほど高まります。膵臓がんの患者さんの全体のうち、8割が60~80歳とされ、40歳未満での発症は極めて少ないです。何より、膵臓がんは罹患者数と死亡者数に大きな開きがなく、死亡率が高いという特徴があります。
なぜ死亡率が高いのか?
■ 理由1
膵臓は、胃の裏側あたりに位置している小さな臓器(縦が約15センチ、横が約3センチで、重さは60~90グラム程度)のため浸潤スピードが速い。
■ 理由2
消化と血糖値のコントロールという2つのはたらきをもっているため、食事ごとに活発に動く臓器のため、がん細胞の増殖も早い。
■ 理由3
膵臓は、血管や神経、リンパ管に囲まれているため遠隔転移しやすい。
■ 理由4
厚生労働省のガイドラインによる検診の対象になっていないこと、スクリーニング検査が確立されていない。
検査詳細
検査項目 | 何が分かる検査? | |
---|---|---|
消化器 | 腹部CT | CTで肝臓・胆のう・腎臓・膵臓等を調べます |
腫瘍マーカー ※ | CA19-9 | 膵臓がんなど |
エラスターゼ1 |
※ 腫瘍マーカーは早期のがんでは上昇しないことが多く、良性の疾患で上昇することがあります。
この他のオプション検査一覧はこちらをご覧ください。
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