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訪問看護とは

訪問看護とは、利用者の住まいに訪問して「看護」を提供することをいいます。

ところがこの「看護」、一般的には病院の中で行われている診療補助業務 ( 医師の指示による医療機器やチューブ、点滴等の管理や、傷のケアなど )を「看護」と捉えられており、看護の本来の役割、機能からすると、とても狭く解釈されています。

「看護」とは、人が病気や障がいをもちながら生きていく過程でおこる生活のしにくさを、その人をとりまく生活の中のあらゆる機能やさまざまな資源を使って支援し、その人や家族のもつ「よりよく生きる力」を最大限に発揮できる環境を整えることで、利用者や家族の自律の支援をすることです。

わかりやすく言えば、病気などによっておこる生活上の困りごとを、本人らしい手段で解決していけるようお手伝いすることです。そして、その支援の専門家が訪問看護師です。また、その支援の過程で必要になった医療的なケアや療養生活の支援も訪問看護サービスとして訪問看護師がお手伝いします。

訪問看護ステーションゆうりんでは、看護職が本来持っている多機能を積極的に活用し、主体的で専門的な看護の提供を目指しています。