[病院案内]
倫理方針と個人情報保護
倫理方針(当院の診療上のお約束)
臨床倫理方針
理念および基本方針に掲げる使命を達成するために、職員が遵守すべき行動規範を生命倫理の4原則に基づき臨床倫理指針として以下に定める。
- 患者に対する敬意を常に持ちその人格を尊重します。
- 医療の安全管理に最大の注意を払います。
- 患者が最善の利益と慈恵が受けられよう全力を尽くします。
- 全ての患者が公正な医療を同等に受けられるよう努力します。
- 医学的適応、患者の意向、周囲の状況を常に考え患者のQOLの向上に努めます。
患者さんの権利
- 人格を尊重され、思いやりのある医療・介護を受ける権利を有します。
- 個人情報を保護される権利を有します。
- 充分な説明を受け、納得したうえで、自己の選択に基づく医療・介護を受ける権利を有します。
- 受ける医療に対する疑問を尋ねたり相談する権利を有します。
- 診療録の開示を求めたり、他の医療機関や、他の医師の意見を聞く権利を有します。
患者さんへのお願い
- 患者さんご自身の健康に関する事柄を正確にお話しください。
- 医療に関する説明は、納得するまでお聞きください。
- 私たち職員と患者さんは最適な医療・介護を提供するにあたってお互いの信頼関係が大切だと考えます。
信頼関係を損なう以下の行為をされた場合、診療をお断りすることや院外退去を求める場合がありますのでご了承ください。
- 他の患者さんや職員に対する威圧、暴言、暴力行為
- 器物破損行為
- 入院規則を守らない行為
- 職員に対する文書作成を強要する行為や、執拗に面談を要求する行為
- その他、円滑な診療や業務を妨げる迷惑行為
個人情報保護への取り組み
社会医療法人有隣会では、患者さんに安心して医療を受けていただくために、安全な医療をご提供するとともに、患者さんの個人情報の取扱いにも万全の体制で取り組んでいます。
個人情報の利用目的について
当院では患者さんの個人情報を別記の目的で利用させていただくことがございます。
これら以外の目的で利用させていただく必要が生じた場合には、改めて患者さんからの同意をいただくことにしておりますのでご安心ください。
個人情報の開示・訂正・利用停止について
当院では、患者さんの個人情報の開示・訂正・利用停止等につきましても、『個人情報の保護に関する法律』の規定にしたがって進めております。
手続きの詳細のほか、ご不明な点については、窓口までお気軽にお尋ねください。
当院による個人情報の利用目的
医療提供
- 当院での医療サービスの提供
- 他の病院、診療所、助産所、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等との連絡
- 他の医療機関等からの照会への回答
- 患者さんの診療のため、外部の医師等の意見・助言を求める場合
- 検体検査業務の委託、その他の業務委託
- ご家族等への病状説明
- その他、患者さんへの医療提供に関する利用
診療請求の為の事務
- 当院での医療・介護・労災保険・公費負担医療に関する事務及びその委託審査支払機関へのレセプトの提出・審査支払機関又は保険者からの照会への回答
- 公費負担医療に関する行政機関等へのレセプトの提出、照会への回答
- その他医療、介護、労災保険及び公費負担医療に関する診療費請求のための利用
当院の管理運営業務
- 会計、経理医療事故等の報告当該患者さんの医療サービスの向上入退院等の病棟管理その他当院の管理運営業務に関する利用
企業等から委託を受けて行う健康診断等における、企業等への結果の通知
医師賠償責任保険などに係る、医療に関する専門の団体、保険会社等への相談又は届出等
医療・介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料
当院内において行われる医療実習への協力
医療の質向上を目的とした当院内での症例研究
外部監査機関への情報提供
学術研究や医学教育への協力※1
1 医療分野における教育や研修のための施設としての役割をはたしている為、臨床研究ならびに診断・治療の過程で得た臨床所見・検査データ・病理所見を名前や住所などの個人情報を除き、匿名化した上で、学術研究や医学教育に供されることがあります。
当院では、医療事故防止のため病室入口及びベッド上に患者さんのお名前を掲示しております。
個人情報の保護上、名札を掲示されたくない場合は、看護師にお申し出ください。
個人情報の保護上、名札を掲示されたくない場合は、看護師にお申し出ください。
上記のうち、他の医療機関等への情報提供について同意しがたいものがある場合には、その旨をお申し出下さい。
お申し出がないものについては、同意していただいたものとして取り扱わせていただきます。
これらのお申し出は、後からいつでも撤回、変更することが可能です。
お申し出がないものについては、同意していただいたものとして取り扱わせていただきます。
これらのお申し出は、後からいつでも撤回、変更することが可能です。
人を対象とする医学系研究に関する情報公開(オプトアウト)
通常、臨床研究は国が定めた「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき、研究対象者またはその代諾者から同意を得て行います。
臨床研究のうち、研究対象者への侵襲や介入がなく、診療情報等の情報のみを用いる研究や、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた指針に基づき「研究対象者のお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、研究対象者等が拒否できる機会を保障することによって、同意を得ることが省略できるとされています。このような方法を「オプトアウト」と呼びます。
研究のために自分のデータが使用されることを望まれない方は、医事課までお知らせください。研究不参加を申し出られた場合でも、以後の診療において何ら不利益を受けることはありません。
【研究に関する、個人情報、その他に関するお問い合わせ先】
担当窓口 : 医事課(同 東大阪病院)
住 所:大阪市城東区中央三丁目4-32
電 話:06-6939-1121(代表)