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胃がんについて Q&A
バリウムを溶かした造影剤を飲んでレントゲン写真を撮影し、胃の中を調べる検査のことで病変の有無を判定します。
胃カメラを鼻や口から挿入し、胃の中をテレビモニターに映し、がんや潰瘍、ポリープ、炎症などがないかを調べる検査です。鼻から入れる経鼻内視鏡は直径約5mmの細い内視鏡でのどを通る時の嘔気や違和感が少なく苦痛がほとんどありません。検査時間も10分ほどで終了します。胃の中にがんなどの病変が見つかった場合は組織を一部取り病理検査で詳しく調べます。
内視鏡検査(胃カメラ)についてはコチラがんであることが判明した場合は、がんの広がりを調べる必要があります。がんが胃の壁のどこまで深く広がっているか、リンパ節に転移があるかどうか、肝臓や肺などの臓器に転移があるかどうかを調べる検査です。がんが胃の壁のどの深さまで進んでいるかを調べるために超音波を使った内視鏡検査を行う場合もあります。
当院ではピロリ菌(※1)検査を行っています。
【ピロリ菌の検査方法】
(1) 胃内視鏡検査(胃カメラ)
(2) ABC検診(※2)(別名:胃がんリスク検診)
(3) ピロリ抗体IgG(ヘリコバクターピロリの検査)
【オススメの人間ドックコース】
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(※1)ピロリ菌とは?
ピロリ菌は胃がんの主たる原因です。
幼少時にピロリ菌に感染した胃は、慢性胃炎を生じ、そのなかの数%の方が胃潰瘍・十二指腸潰瘍になり、数%~10%の方が胃がんになってしまいます。
日本では 国民の約半数がピロリ菌に感染していると言われています。
ピロリ菌に感染しているかどうかは、血液・便・胃内視鏡(胃カメラ)検査等で簡単にわかります。
ピロリ菌を除菌すると、胃がんになる可能性が減ります。
除菌は、薬を1週間服用すると約80%の成功率です。
不成功の方は、違う薬をさらに1週間服用すれば、約95%の成功率でピロリ菌は消滅します。
一度消えたピロリ菌は、99%の方は再感染しません。
(※2)ABC検診とは?
胃がんリスク検診(ABC検診)とは、ピロリ菌感染の有無(血清ピロリ菌IgG抗体)と胃粘膜萎縮の程度(血清ペプシノゲン値)を測定し、受診者が胃がんになりやすい状態かどうかをA~Cの3群に分類する新しい検診法です。血液による簡便な検体検査であり、特定検診(メタボ健診)などと同時に行なうこともできます。バリウム検査や胃カメラに抵抗がある人にお勧めです。