私の看護観 ~8階 緩和ケア病棟~2023-11-11【カテゴリー】部署紹介/その他/なりたい看護師・看護観
新病院8階病棟(緩和ケア病棟)に勤務している看護師長のSです。
看護師の道に進んで数十年、年齢も60歳を超えました。
18歳で看護学校に進み、准看護学校・高等看護学校へと寮生活を送りながら、仕事と勉強に取り組んだ日々を思い出します。
看護師の仕事を選んだ理由に、病院のベッドで痛みに耐えている母の姿がよみがえります。
病院で付き添いながらも何もできず無知で無力な私でした。
看護学校に通いながら看護とは何?から5年間必死に仕事と勉強に頑張った期間でした。
学びを重ねるごとに「個々の患者さんに応じた寄り添う看護」この看護感から看護観へと始まったように思います。
「寄り添うとは」患者さんのあるがままの状態を受け入れ、それぞれの状態に適した看護を行うこと。
当初の私は、経験が浅く、患者さんから何を求められているのか十分に考えが及ばず日々の忙しさと時間に流されていたように思います。
看護師として働き、様々な職場でいろいろな経験をしながら学び、知識・技術を深めていくことができ、患者さんから学ぶことも沢山ありました。そのことで自分自身の成長や考えも鍛えられたと思います。
私は今、緩和ケア病棟で看護師長として仕事をさせていただいています。
「寄り添う看護」の言葉を常に大切にし、
チームメンバーが看護の質を常に向上させ、
患者さんやご家族が「ここに来てよかった」と
思っていただける看護を実践してほしいと思っています。
看護管理とは「看護」は管理することの目的であり、「管理」は看護をよりよくしていくための手段だと言われており、学び方に「見て学ぶ」「聞いて学ぶ」「やってみて学ぶ」「調べて学ぶ」「教えられて学ぶ」とある本に書いてありました。
問題を明確にし、日々学びを大切に、そして患者さん・ご家族への想いを常に考え、皆で寄り添っていきたいと思っています。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
看護部
文責:緩和ケア病棟 師長S
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2023年11月11日投稿
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