感染防止対策委員会での取り組み2021-12-16【カテゴリー】その他
東大阪病院 看護部 本館3階病棟 看護師のMとNです。
院内にはさまざまな委員会がありますが、
私たち二人は看護部感染防止対策委員会メンバーとして日々の業務を行う中で、患者さんや職員、ご来院者全員の感染予防に努めています。
例えばバイタルサイン測定やオムツ交換、回診介助等、看護ケアを日々行う中で、私たち医療従事者はさまざまなところに触れています。
そういった中で、1処置、1手洗い(石鹸+流水)が院内では推奨されていますが、できない環境下ではアルコール消毒の推奨を行っています。
必要なタイミングで手指の消毒ができていない人には声かけを行い、消毒をしてもらうよう働きかけをしています。
この写真は毎月休憩室に貼りだしている先月分の病棟内のアルコール使用状況の用紙です。
看護師、介護士を対象にしています。
看護師は毎月300ml~400mlの使用状況がベースになっており、介護士は200ml~300mlの使用状況となっています。
(勤務日数により使用量に差があります)
こういった取り組みを開始する前に比べると病棟内のアルコール使用量は上昇傾向にあり、スタッフ全員が感染予防対策に意識を持ち、手指消毒を行ってくれているのだと思います。
当病棟は急性期病棟でもあるため、患者さんの入退院が激しく、感染リスクもありますが、こういった働きかけを行うことで、ひとりひとり意識づけを行い、私たちだけではなく、皆がお互いに注意し合って行動できるようにと思っています
現在、新型コロナウイルス感染症を含むさまざまな感染症拡大防止のため、マスク、ゴーグルを着用し、必要に応じてエプロン、手袋、フルPPE(フェイスシールド、キャップ、ガウン)の装着を行っています。
これからも院内の感染予防対策をしっかり守り、環境整備や
アルコールジェルによる手指衛生などを実施し、感染予防に努めていきます。