【看護師転職】患者さんの気持ちに寄り添う看護を2021-12-15【カテゴリー】なりたい看護師・看護観
東大阪病院 看護部 東館4階 緩和ケア病棟 看護師のMです。
【看護師として転職してからの期間】
看護師として転職して9か月になりました。
今年(2021年)の4月に転職し、緩和ケア病棟で勤務しています。
私の看護師としてのモットーは
“患者さんの気持ちに寄り添う看護を“
“患者さんの願いに寄り添う看護を“実践することです。
【看護師 転職前の業務内容と転職理由】
前職は、急性期病院で入退院支援部門の看護師として、主に緩和ケア病棟への転院調整や在宅緩和調整に携わってきました。
退院後に患者さんやご家族、調整した先の医療・在宅スタッフからその後の様子を聴かせていただくことも多く、受け手側で看護がしたいと考えるようになり、看護師人生最後の大冒険と称し、緩和ケア病棟へ転職しました。
【看護師 転職後の感想】
転職直後は久しぶりの病棟勤務に戸惑うことも多かったのですが、患者さんやご家族、スタッフの皆さんに助けられながら毎日励んでいます。
緩和ケア病棟では、生と死を否応なく意識します。
死を意識し、さまざまなゆらぎの中にいる患者さんやご家族に寄り添い、1日1日を大切に最期の時まで生ききることができるよう看護していきたいと思っています。
【看護師 転職後の新しい取り組み
~退院支援・調整チームの発足~】
今年9月に『退院支援・調整チーム』を発足し、チームメンバーを中心に退院支援・調整に取り組んでいます。
私も前職の経験を活かし、『退院支援・調整チーム』の一員となりました。
緩和ケア病棟で退院調整?と思うかも知れませんが、住み慣れた家で家族と過ごしたいと願う患者さんやご家族は少なくありません。
ただ、
「今の状態で帰れるのか?」
「家族に迷惑かけないか?」
「悪くなったらどうしよう?」など
さまざまな不安から退院を躊躇されることがあります。
緩和ケア病棟に入院している患者さんの退院調整はタイミングが非常に大切です。
ですから、いち早く患者さんやご家族のニーズを把握し、介入していく必要がありますので、緩和ケア面談時や入院時に患者さんやご家族に今後の意向を必ず確認しています。
しかし、気持ちはその時々で変化しますのでプライマリーを中心に患者さんやご家族に今後どうしたいのか、その時々で確認し、タイミングを逃さないようにしています。
【看護師 転職後のこれから・・・】
まだまだ十分とはいえませんが、東大阪病院は在宅医療を支える部門があります。
その強みを活かし、緩和ケア医師や多職種と協働しながら、
患者さんが自分らしく生活できるよう支援していきたいと思っています。