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回復期リハビリテーション病棟でのアクティビティのご紹介
2021-11-10【カテゴリー】介護士・看護補助・看護助手関連


  今回は回復期リハビリテーション病棟のアクティビティについてお話いたします。


回復期リハビリテーション病棟とは?
 急性発症した脳卒中や骨折などの治療・手術等を受け、ある程度症状が安定された患者様に対してリハビリテーション訓練を集中的に行い、発症により低下した機能の回復を図りながら、多職種の連携により在宅復帰を目指す病棟です。
 対象疾患としては、脳血管障害、脊髄損傷、大腿骨頚部骨折、下肢・骨盤の骨折、肺炎、外科手術等での安静状態により生じた廃用症候群などです。
 当院では厚生労働省より定められている下記基準に準じて、回復期対象の患者さまの受け入れを行っております。

(回復期リハビリテーション病棟入院料 1 の施設基準を取得しています)


アクティビティとは?
 患者さんの心身の活性化をもたらすための活動。




 回復期リハビリテーション病棟では1年を通してさまざまなアクティビティを行っています。


 介護士が中心となりアクティビティを企画、運営しています。


 アクティビティを実施する理由は、患者さんの気分転換や、患者さんに楽しんでいただくことはもちろんですが、普段と違ったアプローチで離床を促したり、リハビリに取り組んでいただくためです。


4月は手先の巧緻性を上げる為にお花紙を利用して、桜の花を作り、廊下の壁面に作っていた木の幹に貼り付けて桜を作りました。



 詳細は コチラ をご覧下さい♪




8月はソーラン節の曲に合わして準備体操を行い、魚釣り大会を開催しました。

 体操と魚釣りはどちらもカラダ全体を動かすという目的があります。また、頭の体操として魚の裏には点数が書いてあり、患者さんに釣った魚の点数の合計を計算していただきました。  
 患者さん同士で応援などもあり、とても盛り上がりました。 



9月は多職種と共同でお月見会を開催しました。

 当日はお月見クイズや体操を実施して身体を動かした後に毎回人気のある、当院の栄養科手作りの可愛いデザート(個包装)をいただきました。


 嚥下機能に障害のある患者さんにもスタッフの見守りのもと、召し上がっていただきました。


 現在はクリスマスに向けて、ステンドグラスの作成を行なっています。どれも良い感じに出来てきています。
 今からクリスマスのイベントがすごく楽しみです!

 新型コロナウイルス感染拡大は落ち着きつつありますが・・・油断は出来ないので感染対策を引き続き徹底しながら、四季を感じ、楽しみ、また、リハビリも兼ねたアクティビティをこれからも実施していきたいと思っています。


現在、介護士の仲間を求めています。
未経験からスタートしても安心の教育プログラムを設けていますので、まずは見学会にお越し下さい。
介護士の募集要項は コチラ です♪





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文責:東大阪病院 回復期リハビリテーション病棟 介護福祉士のTです。