回復期リハビリテーション病棟で七夕まつりを開催しました!2020-7-16【カテゴリー】部署紹介
こんにちは
東大阪病院 看護部 東館3階 回復期リハビリテーション病棟師長のSです
回復期リハビリテーション病棟では、患者さんの活動と参加を目的にイベントを実施しています。
7月は、多職種との協働で「七夕まつり」を開催しました
事前に短冊に願い事を書いてもらい、壁に飾りつけをしました。
リハビリテーション病棟らしく、「歩けるようになりたい」という願い事や、「世界平和」を願う短冊まで。
皆さんの願いはワールドワイドです!!
イベント当日は、輪投げや体操で体を動かした後に、美味しいスイーツを頂きました。
例年は、大人数で集まってイベントを行うのですが、今回は新型コロナウイルスの影響で感染対策にも配慮しながらの実施となりました。
療養生活を送る中では、患者さん同士集まってワイワイとお話することもあるのですが、最近は食堂などで集まって過ごすことが難しく、お部屋で過ごす時間が多くなってしまっています。
面会制限をしていることもあり、人との関わりが減っていますので、こういったイベントや日頃の職員とのかかわりで、少しでも楽しみを見出していただき、リハビリテーションに意欲的に取り組んでいただけるようサポートしたいと思っています。
体を動かすアクティビティでは、患者さんの身体機能に合わせて、
輪投げ
玉入れ
転倒予防体操
の3種類のうちのひとつに参加してもらいました。
いずれもソーシャルディスタンスを保ち、必要に応じてマスクやフェイスシールドを着用し、少人数ずつのグループに分かれて実施しました。
体操をしている職員のTシャツには『いきいき百歳 みんなで笑顔 百歳めざして』と書いてあり、地域(城東区)の福祉活動に積極的に参加している看護師が中心になって盛り上げて
くれました。
デザートの提供では、これまではご自身で取っていただく事もリハビリテーションの一つとしてビュッフェ形式で提供していたのですが、今回はすべて個包装とし職員がお渡しする形を取りました。
本当はみんなで集まって楽しく頂きたかったのですが、嚥下機能に障害のある方は職員の見守りのもと食堂で、その他の方は自室で召し上がっていただきました。
今回のイベント担当者である職員は、飲食物を提供することもあり、感染対策にも配慮した計画を立ててくれました。
今までにない状況なだけに大変だったと思いますが、その頑張りのおかげで患者さんからは大好評でした
コロナウイルスが流行し始めて半年以上になりますが、まだまだ落ち着きません。
入院中の患者さんにも窮屈な想いや寂しい想いをさせてしまい申し訳ない限りです。
しかし、医療は患者さんと病院、医療従事者の共同で成り立つものです。
私たちも様々なアイディアと関わりで患者さんに必要な医療が届くよう努力しています。
患者さん、ご家族さんにもどうかご理解いただき、ご自宅への退院を目指して一緒に頑張っていきたいと思います。
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