地域の防災訓練に参加しました2019-11-11【カテゴリー】災害対策
こんにちは
東大阪病院 看護部 急性期内科病棟のUです。
9月28日(土)、近隣の小学校で防災訓練があり、
消防署や警察署による
「地震体験」「消火器の使用方法」などが行われました。
当院からも看護師4名が参加し、
地域住民の方と小学5年生の生徒さんを対象に
「三角巾の使用法」について講師を務めました。
1年目の新人看護師と私は、少し緊張しながら、小学5年生の生徒さんを前に
「三角巾の基本的な巻き方」
「スーパーのビニール袋を用いたアレンジ法」
「雑誌とラップを用いた添え木法」 などを
お話しさせていただきました。
実技を新人看護師が、説明は私が担当しました。
「誰か患者さん役になってくれませんか?」のお願いに生徒さんは「ハイ、ハーイ」と元気に手を挙げてくれて、何だか、先生になった気分で、心のなかは嬉しさでいっぱいでした
日頃、患者さんに三角巾を使用する機会は多くありますが、巻き方を人に伝えることはなかなか難しいものです。
私の拙い説明を形に表してくれた新人看護師に感謝です
そして生徒さん、実際に2人1組になって、真剣に聞いてくれているその姿、お互いに巻き合いっこをしている姿が本当に本当にいじらしくて…思わず、涙腺が緩んでしまいました
いつ、どのような災害が、私たちの身に起こるかもしれません。
実際いま現在、大変な思いをなさっていらっしゃる方が大勢おられます。
その時、看護師である私たちが何をするべきか、
何が出来るかを改めて考える機会となりました。
今回の防災訓練も短い時間ではありましたが、生徒さんひとり1人が、自分たちに何か出来ることが1つ増えたと思っていただけたらいいなと考えます。
今回の内容が、生徒さんの心に残り、成長していく中、何かののきっかけや強さになればと考えつつ、帰路につきました。
そして、生徒さんの中に看護師を目指してくれる人がいたらいいなと思っています。