患者さんの数だけ看護はある2020-6-13【カテゴリー】質向上への取り組み
東大阪病院 看護部 本館3階 看護師歴8年目、男性看護師Tです。
もう6月ですね、梅雨に入り、大阪も雨模様です。
新人看護師が入職してから2ヶ月、病棟に配属され、患者の受け持ちを始めて1ヶ月が経ちました。
患者さんを通して色々なことを経験して、悩みなどもたくさんあると思いますが、実地指導者やファミリア看護師、病棟の先輩看護師と一緒に頑張ってくれています。
当病棟(本館3階病棟)は、整形外科・消化器・内科の混合病棟です。
高齢の方で自宅で生活出来ていた人が骨折をして手術をすると、どうしてもADL(日常生活動作)の低下は避けられません。
自宅に帰りたいという、ご本人の気持ち、家で看ることは難しいから
施設をと考える家族の気持ち。
もし自分が同じ立場になったらどうするだろうなと患者さんやご家族の立場になって考えてみたら・・・。
8年整形外科病棟で関わっていても難しい問題ですね。
当病棟には整形専門のチームがあります。
医師、看護師、リハビリセラピスト、MSW(医療ソーシャルワーカー)がチームとして患者さんのケアや方向性について話し合ったり、回診を行っています。
その他にも看護師、介護スタッフの知識やケアの質の向上、早期退院に向けて勉強会を行ったり、実際の手術の見学、日々のケアの指導などを行って患者さんやご家族に、より良い療養環境を提供できるように努めています。
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