リーダー候補者研修2019-6-15【カテゴリー】研修について
今日は企画部がブログを書きます
今回は、
看護部リーダー候補者研修
に参加させていただきました。
私が以前、赴任時集合教育研修で担当した看護師さんもこの研修に参加していて感慨深いものがありました。新人で初々しかった姿から、時は流れ、一人前の看護師として頼もしくなっている姿に嬉しくなりました。
そんな成長した看護師さん達が受講する研修のテーマは『多重課題』。
内容は、
本人がリーダーという立場で、時間はちょうどお昼時。患者さんの急変、検査のお迎え、新入院が数件重なる、そして、昼休憩中でナースステーションにいる看護師数も少ない。こんな時こそ、リーダーの手腕が問われます。今すぐに動ける看護師の能力、時間、課題の優先順位など様々な事を考慮して課題解決に取り組んでいくわけです。まずは、各々が自分ならどうする?を自問自答し、それからグループワーク、そして発表という流れです。
いや~、三者三様。人によっていろんな答えが出てくるもんですね!
ただ、さすがリーダー候補です。抑えるべきところは抑えていました。
・まずは、急変した患者さんの容態の深刻度を知る
・中途入職者(入職2か月程度、看護師経験3年)が動けるメンバーとしていた場合でも、看護師としての経験年数に頼り過ぎず、当院のことについてはまだまだ知らないことが多い看護師だと捉え、多くのことを任せたり、甘えすぎたりしないように心がける。
・短時間で如何に情報を共有するかを考える。
・他部署と協力して課題を解決する視点をもつ。
以上です。患者さんの容態についての配慮はもちろんですが、中途入職者の方に対しての配慮を忘れておられない点が、素晴らしいなと思いました。
今後も、企画部の視点で看護師の現場を皆さんにお伝えできればと思っております。
乞うご期待ください(^◇^)