当院では新人看護師教育の一環として、院外研修を行っています。

院外研修は、新人看護師が職場から離れ、仲間たちと過ごすことで心身のリフレッシュを図るとともに、看護の仕事とは異なる経験を通して、自己成長を促し、看護の原点を再認識する機会を提供することを目的としています。

今年の院外研修は、バーベキューでした。

買い出しもチームで連絡し合いながら少しでも安いものをゲットしようと、生活力を発揮していました。

外でみんなで食べるお肉も美味しかったです！

みんな、普段の病棟とはまた違うリラックスした表情で、話題は恋愛から人生の話まで広がり、楽しい時間を過ごしていました。

同じバーベキュー場にいた関西風強めなマダムたちがすごく楽しそうな集いを開かれていて、ある新人看護師は「将来はあんな風になりたい」と決意していました。

さて、新人看護師生活も佳境に入ってきました。

当院独自の新人看護師教育システムであるスリーステップも最終段階です。

3段階のステップを外れる人、遅出早出に入る人、夜勤を始める人、みんな大きな変化を迎える時です。

新人も先輩も残り少ない指導時間に少し焦りを感じながら、アセスメント力を上げる指導に力を入れてくれています。

そして、変化を感じるというのはしんどい時でもあります。

新人と現場の指導者側の意見がすれ違っている時は間に入って教育専従として私が本意をしっかりと伝えることをします。

どうなりたいか、どうなってほしいかの原点に帰り、具体的にいつまでに何をクリアしていくか話し合ってます。目指すところが同じで明確であることは大切です。頑張っている姿や、言葉にならない気持ちをなんとか表現しようとする新人さん達を見ると、その気持ちが痛いほどわかり泣きそうになりますが、一緒に頑張っていきたいと思います。

どんな時も新人が自分の意見を伝えやすい環境を作ることは大事なので、先輩達に協力してもらってます。それぞれのペースを調整しながら、今日もみんなで一歩ずつ進んでいます。