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新人看護師として ~介護士の経験を活かして~
2024-6-13【カテゴリー】その他/介護士・看護補助・看護助手関連/新人教育/なりたい看護師・看護観

私は第112回看護師国家試験に落ちてしまい、1年間、介護士として東大阪病院に勤務しました。

1年前国家試験に落ち、とても落ち込んだことは今でも鮮明に覚えています。

ただ、介護士として社会人をスタートした私を、病棟の先輩方がとても応援して下さいました。
病院も、私の休みを調整してくださり、勉強に集中できる環境を整えてくださいました。おかげさまで、十分な勉強時間を確保することができました。

結果、第113回看護師国家試験に合格することができました。

振り返ると、あっという間の1年間でした。
今では、たくさんの同期に囲まれて毎日、看護師として頑張っています。

社会人1年目。介護士1年目。

2023年4月。
配属されたのは、6階病棟。正確には、旧病院の3階:外科系と内科の混合病棟でした。

初めは何もできない状態からのスタートでしたが、先輩方が優しく指導してくださったり、サポートしてくださったので、毎日楽しく仕事をすることができました。慣れるまでは大変なことも多かったですが、徐々に慣れていくことができました。

看護師の先輩方、介護士の先輩方に応援していただき、背中を押していただき、1年間仕事と勉強を両立することができました。そして、今年、第113回看護師国家試験を受験する時には、先輩看護師の方々、先輩の介護士の方々からたくさんの応援メッセージをいただきました。

介護士としての経験

介護士として働いた1年を振り返ると・・・

学生時代は新型コロナウイルス感染拡大の影響で実習の受け入れが厳しく、患者さんと関わる機会が少なかったため、東大阪病院に入職して、介護士として働きはじめてから、患者さんと長時間接することができるようになり、とても嬉しかったです。

この1年間の経験を通じて、私は多くのことを学びました。

まず、介護士としての基本的なスキルを身につけることができました。
患者さんのケアや日常生活のサポート、医療チームとの連携など、さまざまな業務を経験しました。これらの経験は、看護師としての私の基盤を築く上で非常に重要でした。

また、患者さんとのコミュニケーションの大切さを実感しました。
患者さん一人ひとりのニーズや気持ちを理解し、適切な対応をすることが求められました。特に、長期入院の患者さんや高齢者の方々との関わりを通じて、信頼関係を築くことの重要性を学びました。

さらに、チームワークの大切さも実感しました。
病棟では、看護師、介護士、医師、リハビリスタッフなど、多くの職種の方々が協力して患者さんのケアを行っています。お互いの役割を理解し、協力し合うことで、より良いケアを提供することができると感じました。

看護師1年目。社会人2年目。

看護師となり感じたことは、

私が1年間、介護士として働いたことが何も無駄ではなかったということです。

本来なら社会人1年目で看護師としてスタートすると、看護師としての仕事に慣れ、病院に慣れ、人間関係もゼロから作っていかなければなりません。
私は違います!

病院にも職場にも慣れていますし、私を応援して下さった先輩方との人間関係もあります。日々の業務内容や病棟の雰囲気なども知っています。まだまだこれからなのは看護師という仕事だけです。

看護師として働く今、誰よりもスムーズに業務ができるので、この1年間介護士として働いたことは私の強みだと思っています。

社会人2年目。東大阪病院に入職して2年目。

看護師として1年目。

これからますます勉強の日々ですが、その勉強は患者さんのため、自分自身のためであると思うので、頑張っていきます。

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社会医療法人有隣会 東大阪病院
看護部

文責:6階病棟 新人看護師O

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